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花に亡霊

こんばんは。
そうです。タイトルにある通り、1年遅れでヨルシカデビューを果たした伊藤風太です。

「花に亡霊」、この曲を初めて聴いた時、なんともいえない気持ちになり、すぐにハマった。
この瑞々しい新鮮な気持ちをNoteに書き残しておきたい。

ざっくり、メロディーと歌詞が、ハマった要因だと思う。(全部です)

まずはメロディー。音楽の詳しいことはわからないけど、人がぐっとくる要素が組みこまれているような気がする。
サビ前のブリッジなんかも一気に引き込まれるし、サビも妙に胸苦しくなるような、刺さるように心に訴えかけてくる。

つづいて歌詞。この歌には、夏を連想させるワードがいくつも散りばめられている。例えば、“夏の木陰”、“汗”、“氷菓(アイス)”、“遠くの丘から顔出した雲”など。

このようなワードを聴いた時に(メロディーも相まって)、僕は妙に胸が苦しいような、なんとも言えない気持ちになる。

それはおそらく、もう二度とは戻らない夏の日々を連想するからだろう。
懐かしいものは、儚い。儚いものを愛おしく思う。

「千と千尋の神隠し」で、千尋とハクが分かれるシーン、最後手と手が離れる場面でも似たような気持ちになった。

それらの理由とは別で、僕が好きな一節がある。

“歴史に残るものが全てじゃないから”

それはまるで、
“大きく、輝いていて、華やかなものだけが素晴らしいわけではない。”
“素朴かもしれないけどちっちゃく輝いてる君も好きだよ。”

と主人公の切な気持ちが聞こえてくるようだ。


ではこの辺で。
おやすみなさい。

伊藤 風太



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