「お金がない」が口癖の友達の愚痴

もしこのnoteを読んでくれている方で「お金がない」が口癖の方は今すぐ辞めた方がいいですよ。
本人は気付いていないのか、気付いていてもどうしようもないのか、分からないが他人からは呆れられてますので。
私はこう見てます。↓↓

■『お金がない』が口癖の方
①浪費家でだらしない
②見栄っ張りでメンタル弱い
③信頼も信用もなし
④空気を悪くするメンヘラ
⑤助けたいと思わない

今の時代「そんなに嫌なら縁切れば？」

と言われそうだし、私もそう思う。
が、これがビジネスや損得勘定の仲ならそうしてもいいかと思うのだが、その友達は高校のときからの付き合いで共通の友達も多く、何よりその口癖やネガティブ発言がなければ、一緒にいても楽しいし特に嫌なところもないのだ。
完璧な人は居ないし、１年で会うことも１・２回あるかないか。
『お金がないから貸して』と言ってきたこともない。
口癖なだけでこっちが聞き流せば害はない。
ただ、聞き流せないので害があるのが今の問題だ。
ここ数年はお金の話を振らないようにしているので聞くこともそうそうないが、長い付き合いでずっと聞かされ続けた私にとっては「お金がない」発言に敏感になってしまっているのだ。

彼女のお金がない原因は節約していないから当たり前だ。
彼女は服や小物や化粧品はブランドを揃えるようなお金の使い方をするわけではない。
飲み物や食べ物、そして安い小物などにお金を費やす浪費家だ。
そしてそれに気付いていながら、何故自分にお金がないのか理解できないのだ。

ここで面白いのが気付いていながら理解していないところだ。
ここで言う理解は『どうすればいいのか』ということ。
どうすれば改善できるのか全く理解できないから何年も何年も同じことを繰り返している。

「お金がないから部屋が汚いは心理。お金があればキーパー雇える。時間をお金で買える」

と発言されたときには呆れた。
全く問題を理解していない。
その部屋を汚しているモノは貴女がお金を出して買ったものだということを。
そしてキーパーさんが居れば部屋が片付くと考えているところが浅はかだ。
部屋が片付いても根本的な解決にならないことを。

何故改善しようとしないのだろうか。
それは本気で改善しようと焦ってないからだ。
焦らないと本気を出さないからだ。

昔は私も人間の心理学や行動学を全く理解していなかったから、「貯金の作り方を教えて」と言われるまま『こうした方がいい』と実際の解決法を詳しく教えたこともあるし、ネットで改善方法はいくらでも探せることも伝えた。
でも彼女はしないのだ。
改善するより言い訳を探して正当化させることに時間を費やしている。
その方が脳が楽だからだろう。
人間思考や行動を変えることは本当に難しい。
大きく変えてはいけないのだ、小さくちょっとずつ、最初は上手く行かなくても失敗してもいいと思わなければ変えることは難しい。

自尊心が低い人程完璧主義者である。
完璧を求めるが故に
完璧に出来ないことをしたがらない。

自分にも多いに心当たりはある。
実際、私自身も貯金ができず必死に解決法を検索し、試しを繰り返して解決するまで１年ほど掛かった。
自尊心の低い彼女はその努力をするのを本能的に嫌がるのだ。

私はどうしても改善したかったので頑張った。
その結果、持ち物の殆どは安物になり周りから「貧乏」と思われているかも知れないが、その浮いたお金で１番大切なモノにお金を惜しみ無く使えるようになった喜びは何倍も大きい。

なぜそこまで頑張れたのか、自分の中でお金に関して１番悔しく悲しいことは『好きなものを“お金がない”と諦めること』だと知っているからだ。
優先順位を付け１位のモノを買うためにはどうするかを決めたのだ。
その為なら周りから貧乏と思われようとも構わないと覚悟を決めた。

たぶん友達にはその覚悟がないし、「お金がない」は、現実(別の本当の問題)から逃げるための言い訳のために言っているのだろう。

本当の問題は『自尊心の低さ』だろう。
分かってはいるのだが、それを私が指摘していいのかが悩むところだ。
そうやって隠したいと思っている問題を他人がツツクとどうなるか。
また貯金がの作り方を教えた時と同じになる。
下手すると連絡がつかなくなる可能性もある。

彼女に自分を変える気持ちがあっても、変える気力があるのかも不明だ。
自分を変えようと思うには、とてつもないエネルギーが必要になる。
今全てから逃げる選択をしている彼女にそのエネルギーがあるのだろうか？？
そこまで考えてふと、もし、この状況を第３者から見たらどうアドバイスするだろうか？

たぶん共通の友達からはこう言われるだろう
『ほっとけ』
と。

私が彼女の立場ならデリケートな部分に立ち入って欲しくないだろう。
もう少し静観してみるが、口癖は直して貰えなかったら連絡を断つことも視野に入れている。