コロナによる新しい人とのつきあい方

面白い記事を読みました。


人脈は負債です、とはっきり言っています。
これはビジネス上での人脈のお話しのようですが、
自分の身におこったこととして捉えると
あながち間違ってないなーと思いました。

コロナで観光業が不況になるまで観光地にある
老舗のおまんじゅう屋で働いていました。

年配の職人さん、お店のオーナーご夫婦。
それまでマクドナルドで若い子らと
働いていたわたしには、時間がゆっくり流れている
別世界の職場でした。
何かあれば、職人さんが「飲みに行こう」と誘い、
“職場のおつきあい”として出向いていたものでした。
お酒の苦手なわたしには酔っ払いの
面白くもない長ばなしは拷問以外の何ものでもなく、
誘われるのはとても苦痛でした。
オーナーご夫婦は、旅行に出かけるたびに高級なお土産を買ってきてくださり、
あまり出かけない自分は申し訳ない気持ちになるばかり。

でも、それが礼儀であり、一般常識なのだと思い込んでいました。
わたしの過ごしてきた世界は別物だったんだと、もっと常識を知らなくちゃ、と。

コロナ騒動で、在宅時間が長くなり、他人と関わることが減り、人間関係の煩わしさや苦痛から開放され、
今、のびのびと過ごしています。


他者とつながり続けることは
心に負担を増やすことになるでしょう。

コロナのおかげで気づきました。
たくさんの友達はいらない。
わたしを大切に思ってくれる人々がすこしだけ
いればいいって。
他者とつながる時間が減り、その分自分を見つめ、
こうやって文字にし、整理する時間が得られました。

コロナがもたらした新しい生活スタイルは
わたしにとって、素晴らしい新しい過ごし方です。

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