見出し画像

社会経験を積むステップ


ごきげんよう!尼崎です✌️

ずいぶんご無沙汰な記事になってしまいすみません。

有難い事に、復活を望むお声を沢山いただいている「月別読書記録note」もまた近々書こうと思っておりますので、お気楽にお待ちいただけたらと思います。


さて、突然ですが、『社会経験』ってどうやって積めばいいのでしょうか?
考えたことはありますか?
しかも、「効率的に」「最短で」積むとしたら?
(社会経験に効率性を求めるな、という話なのですが…)

学校で『社会経験の積み方』は教えてくれませんよね。
では誰に教わればいいんでしょうか?

私の好きな言葉にこういうものがあります。

「教育されるな、実験しろ自分の人生を。」
数えきれないほどの「小さな成功体験」を積み重ね、「意思決定」の量をこなし、将来の自分を自分でデザインする。

ゼロ高等学院HP

これは私の母校であるゼロ高のキャッチコピーなのですが、まさにこの通りであると感じています。

卒業しましたが、デカデカと掲載していただいております。笑


これから、私自身の自分の人生を実験して得られた結果をもとに、社会経験を積むにはどのようなステップを積めばいいのか考えていきたいと思います。

そして今回は、
将来的に自分で事業を起こし、経営者になることを目指すこと
を想定したパターンを考えます。

こんな威厳ほしいわ…。



「就活のため」の社会経験の積み方、「面白い人になるため」の社会経験の積み方など色々パターンがあるかと思いますので、それはまた追々考えてみましょう。


さて、前提として,
アルバイトはお金をいただきながらスキルを学べる最強の環境
です。
最大限にフル活用して、少しでも多くのスキルを得ることに注力した方が、俄然費用対効果が高いです。

 

Step① インフラに関わる


これはどんな人生を送る上でも必須であると思います。
いわゆる「アルバイトの王道」、コンビニ、工場、コールセンター、飲食、清掃などが挙げられます。


世の中がどうやって回っているのか。

どんな職業があって、どのような人がその職業に従事しているのか。

どうやって経営をして、どうやって雇用を創出・維持しているのか。

「世の中に存在しているものは必ず誰かの仕事によって作られている。」

理論上は分かっていても、実際に現場を経験してみると痛感すると思います。


そしてこれは、特に経営を目指すのであれば、色んな業種を幅広く経験してみることをお勧めします。

ひとつのアルバイトを長く続けるのも勉強になりますが、

環境に慣れてしまって、ぬるま湯に浸かってお金を貰っている状態であるならば時間の無駄なのでスパっと辞めてしまった方が良いと思います。

お金ももちろん大切ですが、常に新しいことを得られている状態であることを一番に考えた方が、将来的に回収できる金額が変わってくるのではないでしょうか。

例えば清掃にしても、高級ホテルでの清掃を行えば、一流の場所で求められるクリーンレベルのマニュアルとスキルを自分の体にインストールできます。
自分の店舗を持ちたいと考える方であれば、確実に仕事で役に立つでしょう。もちろん、自分の家の掃除にも役立ちますね。

コールセンターでは、どうすれば電話口で良い印象を与えられるのか、言葉遣い、トラブルの解決方法など、さまざまなことを学べます。

ちなみに私が経験したのは、飲食ホール、自転車配達、高級ホテル客室係、スイカ売り、ケーキ屋、工場、舞台の裏方、チラシ配り、コールセンター、美容院の雑用、イベント会社、宴会ウェイターです。


Step② 事務職をやる


これは、最初から資金調達をしっかり行え、有能な事務を雇ってスタートアップをやる方なら不要かもしれませんが、社長自身がある程度の事務作業も行うような小規模での起業を考えるなら必須でしょう。

社会人基礎力をつける上でも極めて重要です。

法律系事務所や中小企業の事務職に1日数時間潜り込むのが良いのではないでしょうか。

税務署や市役所などのお役所系で働くのも、社会の構造を知るのに非常に学びになります。

ちなみに私は、約2ヶ月ほど税務署の非常勤職員として納税者対応をしていましたが、

・事務スキル
・税金の知識
・確定申告のやり方
・役所のオペレーション構成

を学べた他に、

・さまざまな業種のリアルな年収を見れるので今どこが儲かっているのかわかる
・生活保護受給者から年収5億円の方まで、色々な方とお話ができる
・世の中の人々がどうやって節税(脱税)をしているのかわかる

など、時給1040円であることを引き換えにしても膨大なことを得られました。
むしろボランティアでもやりたいくらいですね。


Step③ 高度接客業・ガチインターン・専門職系バイト


これは特に対人業であるならば、総合的なコミュニケーション能力をつける上で非常に重要でしょう。

高級店での飲食や高級ホテルで一流のホスピタリティーを学ぶのも必要かと思います。

ホストやホステスなどの水商売は指名制度があり、自分自身の人間性が売上に直結するような仕事なので、スキルは圧倒的に磨かれると思います。
当然、様々な事情でできなかったり、抵抗感がある方もいらっしゃると思うので、必須ではありませんが。

秘書(経営者の鞄持ち)、営業インターン、会員制バーのバーテンダー、また1対1になるサービス業(ネイル・エステ・人材レンタル業・高級店販売員・携帯ショップスタッフ)などが良いかと思います。

プログラミングなどの専門スキルがあるのであれば、高条件でインターンをするのもいいですよね。

ちなみに私は、秘書と面貸しエステティシャンをやりました。このような機会は求人サイトに転がっているわけではないので、誰か経営者に直談判してチャンスをもらうのが一番早いです。


Step④ お試しプチ事業


さて。ここまでやれば、もう自分が社会に提供できる価値が何なのかぼんやり分かってくると思います。

それを具体的なサービスとして落とし込んで、ゼロからイチを生み出して、自分を看板にしてまずはお試しでやってみます。

誰が何にどのくらいお金を払ってくれるのか、肌で感じることはなによりも重要です。

ある程度の安全性が担保された環境で徹底的に実験します。

ちなみに私は、

①クラファンでどれだけの人数が出資してくださるのか
②「価格自由」にしたら皆さんがいくら払ってくださるのか
③イベントを開催したら何人集まるのか

などを、自分の納得のいく数字が出るまで繰り返し実験しました。

ここで重要なのは、すぐに今までの収入源を断ち切らないことです。
会社を辞めていきなり始める人、たまにいますが正直無謀だと思います。
「お試しでやったプチ事業がうまくいった、これを拡大していこう」
という確信が得られたなら、その事業に専念するべきでしょう。


おまけ:方向性と無関係の資格を取る

これは本当に全然必須ではない、石橋を叩いて渡るレベルのものですが。

万が一業界で失敗した時のことを考えて、他で潰しが効く資格を取っておく、ということは心の余裕に繋がります。

「失敗したら人生お終いだ。」と思いながら行う事業はリスキーです。

それが我武者羅に頑張るエンジンになる、という性格の方ならむしろ取らない方がいいでしょうが、何か保険が欲しい、穏やかに毎日を過ごしたいという方は是非取得をお勧めします。

ある程度の難易度の資格試験にチャレンジするという行動自体が大きな経験値にもなります。お守り程度のもので大丈夫です。ものは試しにやってみて。

ちなみに私は、3ヶ月の独学(学習費1600円、受験料7000円)で宅地建物取引士を取得しました。

最後に


さて、ここまで全て非正社員でもできることを述べてきました。
ということは、全て学生のうちに、学業と同時並行が可能だということです。

高1からStep①を始めれば、大学を卒業するまでには余裕で全てのStepをこなすことが出来るはずです。

経営者を目指すとしても、このStepを全て経由した上で、普通に就活して正社員になるのもいいと思います。

この時点で就活は無双できますし、やはり一番社会勉強させてもらえるのは新卒カードの正社員ではないでしょうか。

この通りやれば効率が良い、と断言することはできません。
目指す業種によっても変わるし、個人の性格や特性によっても変わると思います。




現状、今のままでいいのかと思い悩んでいる人もいるかもしれません。
しかし、役に立たない経験なんて決してありません。
どれだけ遠回りしてもいいんです。それで笑われたっていい。
自分の信じた道を突き進めれば。



もし、どのような学生生活を送るべきか迷っている方が居れば、参考になれば幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?