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【風水体験記#93】風水以前の問題のおはなし

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こんにちは。常見多聞です。

今回は、風水鑑定でたまに出会う「風水以前の問題」について記していきます。


好みのレイアウトにする人


ある方の自宅の風水を鑑定し、しばらくして再度訪問することになりました。

2回目の訪問の際、なんとなく奥さんの刺々しさが強くなっているような気がしました。

1回目の鑑定の際に伝えたことを確認しますと、ことごとくポイントを外していました。

例えば、ここには背の高い棚を、と伝えていたところは、背の低い棚があり、ここにこれをと伝えていたものは、方位がズレた箇所に設置してありました。これでは安眠できません。

理由を聞いてみると、全て奥さんの判断でそうしたそうです。

棚については背が低いものの方が好みだった、これはここの方がオシャレだ、というような理由でした。

よくよく聞くと、家のレイアウトは全て奥さんの好みで決められており、旦那さんの希望は通らないのだそうです(笑)

笑い話で聞かされましたが、風水的には笑い話ではなかったのです。

こういうポイントをはずして処置をする方が、稀におられるのですが、背の高い棚と言っているのに、棚ならなんでもいいだろう、と勝手に自分好みのルールを作って処置をするわけですが、こういう方は、おそらく他のことでもそうしていると思います。

素直にできないということは、そこに問題があるわけです。

そして、風水としては問題があることをしているので、奥さんも安眠できず、イライラしやすい状況になっていました。

風水のポイントをせっかく伝えてもの通りにできない、これは風水以前の問題です。

完全に好みのレイアウトにしたいのならば、風水なんてやらなければいいのです。

風水をするならば、風水の許容範囲内で好みのレイアウトを探ることをするのが必要です。

こんなんで、風水が効かないとか言われても、迷惑なわけです(笑)
でもたまにある話です。


神経質な対処


先ほどの方は、風水に対してルーズだった例ですが、
今度は逆に神経質な人です。

風水鑑定の後に、質問のメールが届き、質問リストがバーーーっと並んでいる時があります。

いちいち細かいことが気になり、こちらの了承を得ない時気が済まない、というタイプです。

こういう方は、効く風水も効きにくくなります。

この方も、普段からこういう細かいことが気になる、落ち着かないタイプなので、風水で追い風が吹いても、細かいことが気になって、その風に乗れないのです。

悪いことにはやたら気づくのに、良いことに対しては気づかない、そういう方にも神経質になれば、毎日良いことだらけだと気づくはずなのですが、なぜか悪い方に捉えやすい。
吉を感じられないならば、吉が起きても本人にとっては、効いていないのと変わりません。


◯◯のことで本性がぶりだされる


こんな例もありました。

ある自宅で、テレビの位置の移動を提案しました。

その移動距離はたったの1メートル程度。

そうしたら、その移動に賛成・反対で夫婦の意見が分かれ、夫婦喧嘩へと発展しました。

テレビの移動には、なんのコストもかかりませんし、なんのリスクもありません。

でも、縄張り争いみたいに、夫婦の主張が衝突して口論となる。

これは風水以前の問題で、夫婦関係の問題です。

これでは良くなる運もよくなるわけがない。

側から見たら笑い話、当人から見たらなぜか大真面目。

他にもたくさんありますが、
風水の話をすると、部屋の中をいじることになるので、様々な反応があります。

それも含めて鑑定してます。
鑑定とはそういうものです。

では、また🫡


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風水コンサルティング見聞堂
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