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【風水体験記#100】真実の風水を伝える最後の世代

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

(一気に書いてしまったので、徐々に加筆修正するかもしれませんが、このままアップします)

この体験記は、本物にこだわるがため
ニセモノについて厳しめに書いてきました。

それは、もう次の世代には真実の風水の情報は、ほとんど伝わらないだろう、と危惧する絶望的な気持ちからです。

この体験記を読んで勉強になったというお言葉をたまにいただくのですが、とんでもないことです。

この体験記を何億回読んでも、
風水のスキルは1mmも上がりません。

本質的な専門知識は何一つ書いておらず
その入口を見せただけですし
何かを実践することにつながるかといえば、何もないので、
結局この体験記を通して風水で運を上げることは出来ないと思います。

でも、この体験記を読んで勉強になったと言いたくなる気持ちもわかります。

それくらい、薄っぺらい内容の間違った情報が蔓延しており、それはこれからもずっと続くでしょう。

それは、趣味の延長程度の浅い理解のまま、本の出版やネットやメディアへの露出をする人が、膨大に増え続けているいるからです。

そして、一般大衆はそれが間違っていることなど判断出来ませんので、多い情報に巻き込まれて、益々この情報の真実味が加速化し、これはもう止められないと思います。

私がこの体験記を書いた理由は、
もう次の世代には、本物の風水の情報はほぼ残らない伝わらないだろうと、残念ながら確信して絶望しているからです。

でも、ほんのわずかの割合の人は、いやもっとちゃんとしたものがあるはずだと、膨大な表面的な情報に騙されずに、掘り下げ続け、いつか真実の風水にたどり着くだろうと思います。

私もそうでした。

本やメディアにあふれている、薄っぺらい本物ぶった風水や風水師を見ても、何かがおかしい、もっとすごいものが、本物が残っていて、どこかにあるはずだと探し続けました。

その結果今に至り、そしてその探求の旅は今も続いています。

歴史にもあるように(#0でも触れたように)
真実はマイノリティに潜みます。

そういう、本質的なものを求める人が、いつかこの体験記を見つけ、それをきっかけに目が覚め、真実の風水の情報にたどり着く、その手助けになればと思っています。

私自身、ただの一人の人間ですので、生涯の時間は限られており、かつ一生のうちでセミナーや鑑定を通して伝えられる人の人数も限られていると自覚しています。

そして、私のように本質的な風水を学び、生業としている人も、かなり限られています。
同門の人でも、中途半端な人がたくさんいるのがこの業界の常で、きちんとしている人の全体数としては、私が知らない人を含めたとしても、かなり少ないと思います。そういう意味からも、さらに本質的な風水にたどり着く人は限られているということです。

もうこれは最初から限られていることなので
本物の本質的な風水に興味のある限られた数少ない人たちが、蔓延しているニセモノにめげずに探し続けて、たどり着いてもらわないと、こちら側としてはは役に立てないわけですから、そのために一矢報いる気持ちで書き続けました。

長い目で見れば、私もいつか死を迎えます。

それでも、この情報が何らかの形で次の世代以降へと伝わり、その中の本質的なものへの探求をあきらめない真摯な人たちへの光となれば幸いです。

この風水体験記は一旦ここで区切りをつけます。

限られた時間の中で、無理矢理書き続けてきたのもありますので、至らない点も多かったと反省していますが、最低限のことは出来ました。

また別の形で、同じような意図での活動を続けていくと思います。

体験記#0から#100まで、ありがとうございました。


風水コンサルティング見聞堂
風水大学



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