信じるとか信じないとかどうでもよくて。

いろいろなところで風水の話をしていると、

「私、風水はあまり信じていないんですよね〜」

なんてことをわざわざご意見していただくことがある。

それ、別に宣言して貰う必要はないし、そういう方がいらっしゃるのも重々承知している。

特に風水を信じないことを責めるつもりもなければ、信じてみようよと無理やり勧誘するつもりもない。

彼らの主張の多くは、「そんなものにすがるより自分がもっともっと努力すれば道は開けるのだ」ということに収束している。

風水のような実態のわからないものにお金を払ったり大事な時間を費やしたりするよりは、もっとわかりやすく合理的なやり方がある、というのは一理あるし、実際私もそう思う。

しかし、私の経験則の中では大変面白い事実があって、努力し続けている人が必ずしも成功するわけではなくて、努力している中でも運のいい者が成功する現実を多く見てきている。

もっというと、実力がなくても運が良ければチャンスを引き寄せることがある。

ただ、チャンスが巡ってきたときに、自分の準備が足りていなかったり、力量が伴わなかったり、相手の期待を上回れなければ、今の立ち位置からすらも転げ落ちる可能性が高いわけで、そのチャンスが不運の扉以外の何物でもなくなってしまう。

そういう意味では、準備期間にどれだけ準備できるかというのは、風水以前の問題で大事なファクターだし、風水が効いてくるための必要条件でもある。

風水が力を発揮するのは、自分の成長に壁を感じ始めたころからだ。これまで通り努力はつづけているし、ブレイクスルーを目指して日夜アイディアを絞り出しては新たなことに挑戦している、という人たちを私は心から尊敬している。

この人がブレイクスルーを起こせばこの地域は、この地方は、この日本はもっともっと良くなる。そういう思いに駆られたとき、私は強烈に風水を知ってほしいと願ってしまう。

実力の拮抗した状況で相手と対峙しなければならないとき、風水は大いにその後ろ盾となってあなたに力を与えてくれる。

今はその状況になくても、努力していればいつかはその状況が現象として現れる。

その「いつか」のための準備こそが風水環境の整備であり、住んだり仕事の拠点とする土地を選択した瞬間から、風水による損益が始まっている。

あなたの目の前の現実を築いているファクターに、必ず風水原理が絡んでいる。信じようが信じまいが構わないし、その原理を利用するかしないかは、あなた次第。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?