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齋藤飛鳥卒業コンサートを終えて

5月18日、齋藤飛鳥は11年間の活動を終え、乃木坂46を卒業した。
これがどういう事なのかと言うと、それはもうとんでもない事である。
約6600年前に恐竜が絶滅したように、5月18日に乃木坂一期生が全員卒業し、居なくなったのだ。
一つの時代が終わりを告げ、新時代が始まる事になる。
正直、俺の乃木坂への愛は一旦、生田絵梨花卒業コンサートで区切りを付けたつもりだったのだが、やはりどこかで踏ん切りがついていなかったのだ。事実、5期生に魅入られ再び戻って来ている訳で、結局乃木坂自体が好きなんじゃねぇか!と。
そして今回の卒コン、案の定大号泣でした…。
色んな感情が渦巻き、涙するメンバーにつられて泣いたり、でも楽しかったし情緒不安定な状態だったなあ。
現地にいけなかった敗北者であり、本来は配信も観れない予定だったのだが、無理矢理時間を作り観た甲斐があったよ……。(リピート配信で観ました)
ここからはライブのネタバレを踏まえた感想を語っていくので、ご注意を。



まず一日目、印象に残ったのは一日目というのもあって皆が全力で楽しんでいた所。
全てが良すぎた。
特に「私、起きる」をやってくれたことが個人的には感激でした…。
この曲の独特な雰囲気が大好きで、イントロがかかった瞬間、もう涙した。
もう二度とオリメンでの披露が無いというだけで、一気に悲しさが増し、ここで改めて「ああ、卒業なんだもんな」と実感する。
後、ここで気づいた。
5期生探す暇がねえ!!!
感情昂りすぎて、引きの場面ではもう飛鳥ちゃん中心に全メンバー観てた。
推しメンどうこうじゃなく、一つのライブとして集中して観ちゃってた。そりゃそうだ。

深くは触れないが、ライブの個人的良かった点を話していこうと思う。
ってか話させてください!!!

まずは「hard to say」。
個人的に、齋藤飛鳥のアンダー人生の全てが詰まった曲だと思っているし、何よりここで初披露するという判断よ。
今までやる機会はあったにせよ、卒コンで解禁って…マジかよって唖然としちゃった。
現存のメンバーと一緒にやりたかったって考えると飛鳥らしいツンデレ具合です。

まあ5期オタクの俺としては一日目最高の盛り上がりポイントだと思っている「Threefold choice」も語るに欠かせないよね。
歌唱メンバーが飛鳥、れんたん、彩(!!!!????)
ブチ上がりすぎて思わず立ち上がったよね。
なんだこの可愛い生き物たちは!?
特に彩が彩すぎて彩だった(?)
彩は今日も可愛いねぇ。
是非、円盤が出た暁には何回も、ディスクがすり減るまで観て頂きたい。
ああ…現地で観たかったよ………。

「路面電車の街」もやってくれたのが嬉しかったな。
地味ーに好きな曲の一つってのもあるし、配信で映った歌唱メンバーである飛鳥、美月、かっきーの後ろ姿が涙腺を刺激してきたよね。
座って歌うゆったりとした曲はほんまにやったらいかんですよ………。

そして、アンコールの「キャラバンは眠らない」。
この曲が出た当時は前の世代を超えていけ!!ってバトンを渡される立場だった飛鳥が、次の世代にバトンを渡す逆の立場になった事に俺は涙が止まらなかった。
アンコールにこんなメッセージ性ありきのセトリ組んで来るの本当にオタクを殺しに来てるとしか思わなかったよ……。

個人的に一日目のハイライトはジコチューでみーきゅんに首を絞められる瑛紗でした。
配信に映してくれたカメラさん。本当にありがとうございました。


運命の二日目。
俺は覚悟していた。
一日目を超える量の涙を流す覚悟を。
そして、別の意味の涙も流す事になるのをこの時の俺はまだ知らなかったのだ………。


「ジコチューで行こう!(飛鳥ドラムver)」から始まり、元気が出る楽曲が次々と投下され、最高潮のテンションで迎えた二日目。
VTRを挟むと、とんでもない曲が流れ出す。
「絶望の一秒前」。
もう泣いた。
早すぎる。オタクを殺すのが早すぎる。
こんな事もう二度とないし、和と飛鳥のWセンターて。
泣かせにきすぎだろ………。
5期生にとっても思い出になっただろうし、俺にとっても一生の思い出になりました。
飛鳥ちゃんありがとう。
期別曲パートで、4期は「I see…」3期は「トキトキメキメキ」を披露し、この時点で大満足だったが、齋藤飛鳥は止まらなかった。

ユニット曲ゾーンで俺は、涙腺が大崩壊する。
まず、「ファンタスティック三食パン」で実写版映像研が大好きな俺にジャブを打ち、「なぞの落書き」、「制服を脱いでサヨナラを・・・」、「あらかじめ語られるロマンス」の流れで完全にKOされてしまった。
いや、冗談抜きで大号泣した。
元星野みなみオタクとして、泣かない訳にはいかなかった。
あのステージに確かに星野みなみは存在したのだ。
齋藤飛鳥、世界一みなみちゃんの事が好きだろ。

一日目でやらずに温存していた「ガールズルール」で再びテンションを戻し、まさかの「地球が丸いなら」をソロ歌唱。
これには度肝を抜かれたし、これをソロで歌い上げる演出をした飛鳥が憎い。
単純に卒コン抜きにして、一番良かったかもしれない。

そして、飛鳥のMCが入り、これからの乃木坂の話を。
「これからの乃木坂をよろしくね」からの「人は夢を二度見る」で、再度大号泣。
新体制の楽曲に飛鳥が入る事による良さよ。
この一連の流れは、アイドル界の歴史に残り続け、後世に語り継がれると確信したね。
その後の「帰り道は遠回りしたくなる」、「サヨナラの意味」の卒業曲ラッシュはずっと泣いてて観るどころの話じゃなかった。

アンコールで「硬い殻のように抱きしめたい」を歌って、そうくるか~~~~~~~!!!!!と感服。
一日目は「これから」を歌唱し、とあるハプニングで「最初で最後なのに~」と言っていたのがまさかの伏線だったとは。
どちらも歌うと思っていたし、二日目だけに硬い殻を持ってくる飛鳥のセンスが大好きだ。

そして、「ジコチューで行こう!」で齋藤飛鳥卒業コンサートは締め括られる……。
二日目はジコチューで始まり、ジコチューで終わったのだ。
もうね。ジコチュー新規の俺にとって飛鳥がジコチューを重要視している事が嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
それに、ジコチュー収録曲である「空扉」と「地球が丸いなら」が披露されたのが、個人的に感慨深かったなあ。(空扉は一日目)

全体的に楽しいが先行した一日目と情緒不安定にさせる二日目。
対照的で本当に面白かったし、楽しかった。
個人的には「あの教室」と「海流の島よ」が見たかったなあ。
後者は、アンダー曲ゾーンで「扇風機」を披露する前の映像で、「本来は初センターを務めた曲じゃないんですけど」って匂わせをしてたから来ると思ったんだけどね。心がざわざわするけど仕方ないね。

いや、てかマジで語り切れない。
「他の星から」のえんさくの涙も良かったし、「空扉」の嬉しそうにしてる梅澤も見所の一つだったけど、深く掘り下げるととんでもない量になるので、ここら辺にしておきます。

個人的な感想を観終わった直後に描いてるので、変な所があるかもだけど、どこかで卒コンの話を誰かと出来たら嬉しいなあ。
そして、飛鳥ちゃん!卒業おめでとう!!!




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