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慶應通信:法学部甲類専門科目オススメ履修順

 私の個人的な見解に基づく「慶應通信法学部甲類の専門科目オススメの履修順」をお知らせします。どの科目から履修すれば良いのか判らない、という方は参考にしてみてください。→慶應通信のスゝメ
 当然ですが、人によって「同じ分野(民法系・刑法系等)をまとめて履修した方が勉強し易い」とか「卒論に関係しないものは書きたくない」という場合もあります。

最優先★★★

(1)憲法(必修)
 必修科目は、卒業するまで履修しなくてはならないことは当然ですが、卒業予定申請の際に必須条件になりますので、実際には卒業予定の概ね1年前までには履修する必要があります。最初に履修してしまいましょう。
 憲法のレポートは、課題の論点が明確で、参考文献が豊富ななテーマが選ばれていることが多いこともあり、最初に執筆するには良い科目だと思います。また、必修ということもあってか、再レポートになる確率も低く、どの程度書けば合格になるのかの最低ラインの目安にもなります。
(2)刑法総論(必修)・民法総論(必修)
 憲法よりはやや複雑な論点を含みますが、やはり再レポートになる確率は低いと思われます。
(3)政治学(選択科目)
 政治学は甲類では選択科目になりますが、比較的書きやすく、また再レポになる確率は低いです。しかも6単位で「持込可」ということもあって、単位取得に弾みがつきます。

優先★★

(1)スクーリング関連科目
  スクーリングで使う指定教科書がそのまま科目試験の出題範囲となる場合は、同時期に履修すると準備する書籍を節約ができますし、理解もし易いので効率が良いでしょう。私の時は、医事法や刑事政策について、スクーリングを受けてイメージを掴んでから、テキストに進みましたが、非常に理解し易かったです。
(2)科目試験で持込可の科目
 科目試験には、「持込可」「六法のみ持込可」「持込不可」の3パターンがあります。「持込可」の科目が必ずしも平易とはいえませんが、試験対策のための負担は「持込不可」の科目に比べてずいぶん低いです。「持込可」の科目は減る傾向にあるので、あるうちに履修しておくと良いでしょう。
  なお、「六法のみ持込可」の科目の場合、書くことが無いからといって条文を引き写しても合格にはなりません。
(3)卒論関連科目
 指導教員によっては、卒論に入る前に履修済の科目に条件を付ける場合があるため、早めに履修しておくと良いでしょう。

やや優先★

(1)レポート作成ワープロ可の科目
  レポート作成の際、ワープロ可の科目が大半ですが、中には突然、ワープロ不可になる科目もあります。ワープロ可のうちに履修しておきましょう。
(2)楽勝と言われている科目
  採点者の方針が変わらないうちに履修しておくべきでしょう。

あと回し☆

(1)レポート作成がワープロ不可の科目
  待っていればワープロ可になるかもしれません。
(2)難関科目
  待っていれば、採点者の方針が変わって難易度が下がるかもしれません。

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