見出し画像

慶應通信のレポートはなかなか合格しないと言われます。私も苦労しましたが(レポ合格率:約50%)、最終的に到達した執筆手順(法学部専門科目)についてご紹介したいと思います。レポートの書き方は人それぞれなので、全ての学生に向いているというわけではありませんが、参考になれば幸いです。→慶應通信のスゝメ

0.準備

・レポートを書く科目を決める。
                                                    →(参考)法学部甲類専門科目オススメ履修順
・慶應通信の「レポート課題集」「テキスト科目履修要領」「テキスト」
・既に手持ちの参考文献や予備校の書籍等
・A4の2穴ファイル(※「レポート課題集」及び「テキスト科目履修要領」の該当ページをコピーし、綴じておく)

1.構想

・レポート課題を読んで、題意(出題の意図=何を書いて欲しいのか)を把握してください。直に判らない場合は次に進みます。なお、題意は執筆が完了するまで常に意識してください。
・「テキスト科目履修要領」から該当科目についての説明を読んでおきましょう。
・レポート課題に関連する記載をテキストから探してください。テキストに十分に記載されていない場合があるので(その場合がほとんど)、手持ちの参考文献(基本書)、予備校の書籍、インターネットを使って大まかなあたりをつけてください。この時、出典(参考文献等)が判ればメモしておいてください。
・以上の作業を行えば、題意が判ってくると思います。これを簡単にメモしておいてください。

2.資料集め

・構想段階で見つけた参考文献及び「テキスト科目履修要領」に記載があった参考文献を図書館に探しに行きます。
・図書館にある参考文献の中から関連記述がある箇所を探し出し、付箋を貼ります。(書籍を痛めるので糊がついていない付箋を使ってください)
・集めた文献から、関連記述を含む部分(そのページのみ~章全体)をコピーします。コピーは、書籍の表紙、該当ページ、奥付の順で取ります。ちなみに私は、執筆の時に便利なように全てA4横長で統一しました。
・コピーした資料の関連記述にマーカーをひいておくと、引用する時に探しやすくなります。
・どうしても図書館で見つからない書籍については購入するしかありませんが、分野によっては改訂頻度が高いので(行政法・会社法等)、執筆する直前に購入した方が良いです。
・WEB上の資料は、時事問題等を除いて避けた方が無難です。私は結局使いませんでした。

3.構成

 ・答案構成を行います。
 ・仮で構わないので、章分け/項分けをします。科目や課題にもよりますが、例えば「序、第1章、第2章、第3章、…」や「1、2、3、4,…」等があります。あまりデリケートに考える必要はないでしょう。
 ・章分け/項分けした箇所に、記載する内容を簡単に書きます。
 ・レポート課題にもよりますが、司法試験の答案構成が参考になります(司法試験予備校が出版している書籍等)。

4.執筆

 ・執筆を始めるにあたって、ワープロソフトの設定をしましょう。用紙はA4サイズ。文字数40・行数20の原稿用紙設定、余白は上50mm下26mm左25mm右25mmがおススメです。文字の大きさやフォントは、執筆しやすいもので良いと思いますが、最終的に明朝11ポイントにしてください。
 ・レポート課題の題意に沿って記述していきます。
 ・参考文献については、私の場合、各ページに記載しました。MS-WORDの場合、参考資料タブ→脚注の挿入とすると番号が入ると共に、ページ下に、脚注の欄ができますので、そこに参考文献を挿入しました。
 ・章分け/項分けを整理します。

5.見直し

 執筆を終えたら、一晩以上おいて見直しすることを望ましいです。全体の構成を見直すというよりは、題意から外れていないか、主語と述語の不整合や、細かい誤字脱字が無いか、をチェックしてください。

6.印刷

 文字の大きさ明朝11ポイント、文字数40・行数20の原稿用紙設定、余白は上50mm下26mm左25mm右25mmがおススメです。
 頁数は無しにして、印刷後に手書きで入れた方が簡単です。

7.レポート作成のための参考図書

その他のレポート作成に参考になる文献

------------------------------------------------------------------
TOP プロフィール簡易版
書籍ライブラリ 社会人学習情報 ライフワーク
------------------------------------------------------------------


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?