病気のせい


20代前半の頃 

遅刻 欠勤 無断欠勤をよくしていました。


手洗いに2時間(~3時間←酷い時)
お風呂に1時間半~2時間(←こだわり有り)
化粧に2時間から3時間(こだわり?)
髪のsetに30分~1時間

出掛けるまでに長いので、間に1時間くらい
食事する時間とゆっくりする時間も含めて

あとは手洗いに時間がかかってしまった時に
前後してもいい時間としても。

そして、通勤時間。


夜9時から出勤の場合は 朝11時か12時には
起きてたような気がします。

それでも いつもギリギリでした(笑)

起きれないときも もちろんありました。

帰ってくるのが、
朝の6時位やったと思います。

当時 本当によく寝ていました。
不定期で24時間、36時間、48時間
ぶっ通しで
寝ることも 良くありました。

たぶん 私にとっての
現実逃避になってたんやと思います。

なので、11時や12時に
起きれなくて用意が間に合わなかったり

逆算して間に合わないときは
仮病を使って 休んでました。

けれど、その仮病も
使い続けると 言い訳が
だんだん 無くなってくるんです。

そして、逆算して間に合わない時
強迫性障害は焦るとほんとに悪化する。
それは自分でよく分かっていました。

なので、急いでやること
焦ってやることは凄く苦手で 避けるためにも、仮病を使って休んでいました。

そのときの常務や社長には
よくクビにされず 雇ってくださったこと、
今でも 深く深く感謝してます。

よく常務には 営業終了後
不思議ちゃん、ちょっと来て!って
呼び出されて、30分位
「不思議ちゃんは
なんで遅刻せず来れないの?」

「起きれないならドンキホーテに
大きい目覚まし売ってるから
買って布団から離れたところに
置いとけばいい、そしたら、止めるために
立ち上がって 起きれるでしょ!」

本当にごもっともなのです(笑)


よく、怒られて?より 諭すように 注意されて、お話してくださってました。

定期的に毎回30分位やったと思います。


強迫性障害という病気を知らない私で、
その当時の常務の立場やったら
そんなことを出来ていたか、もっと早く 見放していたんじゃないかと思います。

結局 2、3年働いた後
そのお店は飛ぶことになります。


もし、強迫性障害で遅刻癖 休み癖がある方が
いましたら 大丈夫です。

それは病気だからです。

私は今 遅刻 欠勤 無断欠勤
全く無くなりました。

当時から出来ればやりたくないと
思っていましたし、そんなことをしてしまう
自分が大嫌いでした。

今 10年以上しない期間をずっと 

過ごせてます。


なので、
あなたが甘いから、じゃない。
あなたが駄目だから、じゃないです。

病気が原因です。

自分が遅刻 欠勤 無断欠勤 大嫌いやからと言って 若い子や他の人がしてても、
今では必ず物事には何か背景があるんじゃないかと、私は考えるようになりました。