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山形県知事の意見を踏まえて、2社の新聞報道

(仮称)栗子山風力発電事業に対する知事の意見が昨日8月26日に発表になりましたが、それを受けて新聞社2社が記事にしてくれました。

山形新聞


読売新聞

 山形新聞の風力発電の記事の脇に、火災で焼失した森林の再生の為の合同会議の記事が載っていました。

 高畠町の阿久津周辺の山火事で、約50ヘクタールの森林が焼失しました。この阿久津地区は栗子山の約20km北側に位置する山です。今回の栗子山の風力発電は、1号機から10号機までは尾根が4kmにわたる距離となります。南陽市の秋葉山(標高561m)焼失面積は122ヘクタール。両方とも鎮火までは1週間以上を要しました。栗子の尾根の風況が良いということは風が強い。標高1000mの尾根。一個燃えたら、その脇には風車群がある。消火には邪魔で、鎮火作業は困難であることは明らかです。

 風力発電所建設の為に失われる森林は最低でも31ヘクタール。片や50ヘクタールの焼失で森林再生の為のプロジェクトが組まれる。

 山形新聞に、JR東日本エネルギー開発社長の談が載っている。
「どのような形であれば地域に喜んでもらえる事業にできるかを検討していきたい。」
地域に喜んでもらえる事業とは、「事業から撤退します。」と公言していただくことが、一番の喜びです。そのように決断ください。


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