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ほうれん草のケークサレ

ベーキングパウダーを入れずに泡立てて作ります。焼いた翌日もしっとり美味しく食べられます。優しい味の幸せなケークサレです。パーティーにもどうぞ!

<材料>  縦18×横8.7×高さ6cmのパウンド型 1本分

全卵 2個(約100g)

てんさい糖 大さじ3.5

こめ油 60g

牛乳または豆乳 63ml

塩 小さじ1/2弱

ほうれん草 葉の部分のみ 90gを茹でて固く絞り、細かく切る

クルミ 55g (1cmくらいに刻む)

チーズ(ピザ用またはプロセスチーズ)50~60g

薄力粉 144g(または薄力粉108g、米粉36g)

<作り方>

・型にクッキングペーパーを敷く。

・卵を大き目のボウルに割入れ、軽く混ぜ、てんさい糖を加え、約60℃の湯せんにあてながら、ハンドミキサーの高速で泡立てる。38℃くらいになったら湯せんからボウルを出して、更にしっかり泡立てる。泡立てている時、ハンドミキサーのスジが見えるようになり、ハンドミキサーを止めて生地をすくい上げたとき、生地が、ゆっくり落ちて、折り重なるくらいまで、泡立てる。写真はハンドミキサーから生地が下に落ちて30秒後くらいの状態。

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・以下の作業は全て人肌程度の温度の湯せんにあてながら行う。

・米油を卵のボウルに加え、ハンドミキサーの低速で軽く混ぜる。

・人肌に温めた牛乳を加え、ハンドミキサーの低速で軽く混ぜる。

・ほうれん草を入れ、ヘラで混ぜる。

・1cmくらいに刻んだクルミの半量とチーズ全量(プロセスチーズを使う場合は1㎝弱に切る)を入れてヘラで混ぜる。

・薄力粉をふるい入れ、ヘラで生地をボウルの底からすくい上げるようにして、練らないように切り混ぜる。

・クッキングペーパを敷いた型に生地をヘラを使って入れる。生地を入れたら、型を前後にゆすって表面を平らにする。

・クルミの残りを表面に均一に散らす。

・160℃*に予熱したオーブンの下段で35分くらい焼く。

・表面が盛り上がり、こんがりいい色になり、生地の中心に竹串を3cmくらい刺して、生地が付いてこなければ多分焼きあがっている。 *オーブンの温度は機種によって違いますので、取扱説明書を確認して、スポンジケーキを焼く温度でより10℃高い温度で焼いてください。

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・クッキングペーパを手で持って、型からすぐにケーキを取り出して、金網の上に置き、側面の紙をはがして、生焼けでないことを確認する。もし、生焼けの部分があれば、すぐに型に戻し、あと10分くらい150℃で焼く。

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・焼きあがったら、ケーキを型に戻し入れ、20cmの高さから、型ごとケーキを新聞紙の上などに落とし、焼き縮みを防ぐ。その後すぐにクッキングペーパーを外して、ラップで全体をくるみ、網の上で冷ます。

<いろいろコメント>

・ケークサレのレシピは大抵、ベキングパウダーを入れて、卵を泡立てずに作ります。この作り方だと、出来立てで、温かいうちはふっくらおいしいのですが、冷めると生地が固くなり美味しくなくなってしまいます。

・このレシピは出来立てはもちろんおいしし、翌日もしっとりふんわりしてとてもおいしいです。翌々日はちょっとフレッシュ感に欠けるので、あまりおすすめできませんが、固くはなりません。

・ほうれん草のおいしい冬に、朝食やブランチ、パーティーに是非作って食べて下さい。

・以前紹介したレーズンのパウンドケーキでも書きましたが、ふっくら仕上げるコツは、泡立てた生地を焼くまで、冷やさないことです。冷えた油、牛乳、具材、粉を、湯せんして泡立てた卵に加えると、泡が壊れてしまい、膨らみが悪くなります。ボウルを人肌に温めた湯にあてながら材料を加えていってください。





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