第二十六回 寺田寅彦『相撲』


https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/1689_9344.html

こんばんは。今回は、寺田寅彦の相撲に関するエッセイについて話し合いました。
ちなみに読書クラブ開催地の宇佐市は大横綱・双葉山の生地。
ディスカッションにも熱が入ろうというものでしたが...。

まとまりがなさすぎる!

参加者からも混乱・困惑の声!

ぶっちゃけ駄文すれすれのとりとめのない文章かと。

夏目漱石の弟子であり、科学者でもあり、名エッセイストでもある、
寺田寅彦。

「先生、相撲に関するエッセイ、一本お願いします」
「わーった、わーった」(←二日酔い)
…...
「...困った、ネタがない。お、ちょうどラジオで相撲中継やってら...」

みたいな感じで引き受けた雰囲気が漂っています。

過去二十五回、読書クラブをやってきて、
正直いちばん出来が微妙なテキストのような気もしますが、
あえて作者の「隙がつきやすい(?)」と思われるので、
思考を追跡(トレイス)してみたいと思います。

「刃牙(バキ)」の名言より

地上最強を目指して何が悪い!!
人として生まれ男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志すッ
地上最強など一瞬たりとも夢見たことがないッッ
そんな男は一人としてこの世に存在しないッッ!!

というようにインテリのヒョロガリ(←偏見)の寅彦少年も、
かつては「地上最強」を志したのではないでしょうか?

「強さ」に憧れた少年期をほろ苦く回顧しつつ、最後に照れ隠しのように、
「ま、わたしは素人(よかた)なんすけどね☆」と締めています。

文豪も可愛いとこあるなあ、と親近感が湧きました。

※ちなみに振り返るとわたしが「地上最強」を諦めたのは
 小学校4年の頃、同級生にみぞおちにキツイ一発をお見舞いされたとき、です。

以上です。

「もっとバチバチな相撲トークを期待したのにッ」
とクレームのある方には
漫画『火ノ丸相撲』をおすすめいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?