読書クラブ運営に関する反省と改善案

こんばんは。皆様週末いかがお過ごしでしょうか。
わたしは阿蘇におります。涼しくなったので、キャンプをしようかと思いましたが、
暑いし、台風の影響か雨風は強いしで結局安宿に引っ込んでおります。

さて、昨日、第一回目の読書クラブを開催したのですが、
下のような反省点が見えてきました。
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・「青空文庫」が難しすぎる
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わたし自身も『堕落論』と『吶喊』を改めて読みましたが、
ずいぶん理解できない箇所がある。
理由としては「解説や注意書きがないから」が大きいと感じました。
文庫本だと、だいたい載ってるのですが、「青空文庫」は権利関係からか、
原文のみです。

「青空文庫」からテキストを選抜する利点は「時の試練を経た古典」なのと、
「参加者のみなさんが無料でテキストを手にすることができる」という2つです。
早速、ジレンマにぶつかった感があります。
じっさい、昨日の会では「読解」がメインになりました。
もちろん、複数人で古典を読み解くことは、
より深い理解やアイデアを得る手立てになります。
現状でも学びとしての「コスパ」はたいへん高いと言えるでしょう。
しかし、「深い思考力」を磨くためには、
「より意見をぶつけ合える場」にしたいという思いがあります。

さて、この壁をどうやってクリアするか?

一旦の解決策としては
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・一旦読んでみて、わからなければ解説サイトやレビューを利用して理解を深める
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というものはどうでしょう?
(他にもあまりお手軽ではないおすすめの方法<ex.中古本、図書館>もありますが)

個人的見解ですが、他人の意見も咀嚼してしまえば自分の意見と言ってしまってよい、
と思えるのです。
ロシアの詩人・アンナさん(我が読書クラブの理念も彼女の詩から拝借)
の言い草を借りれば読書クラブの活動は「巨人との闘い」です。
1対1ではどうやら分が悪い。
読書クラブの仲間や文明の利器の力を借りて、挑もうではありませんか。
すなわち古典の新解釈も生まれるはず、歴史にページを刻めるはずです大げさな言い方を許してもらえるなら。

ともあれ、運営やルールは常に見直しができればと考えております。
皆様、よい週末を!

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