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コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」プロジェクト

フルタ丸の映像作品ではいつも大変お世話になっている、映像制作会社ナチュラルパラドクスさん。

その子供向けコンテンツ制作部門【なちゅきっず】にて、オリジナル短編コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」を制作されることになり、私はナレーションで参加させてもらうことになりました。

【なちゅきっず】制作プロデューサーの河島成美さんは現在4歳の女の子を育てるお母さま。

お子さまが産まれたばかりの頃、初めての育児を通して大きな喜びや楽しさを感じる一方、社会との接点がどんどんなくなっていくのを感じたそうです。
また、命を育てる重さや、生活費や子供の為の費用がどんどん増していく重さなど、様々な種類の重みも感じたそうです。
そんな中、やってきた新型コロナウイルスの蔓延。
社会の動きは止まりましたが、お子さまの成長も、親としての活動も止まることはありませんでした。
すくすくと育つお子さまは、日々を明るく照らしてくれるご家族のアイドル。
思うように身動きが取れないこの時期だからこそ、今しかできない育児を全力で楽しみたいと思うようになったそうです。

そして生まれた「自分と同じような立場にいる方を応援したい、一緒に楽しみたい。軽くしてあげたい。」という想い。

自由に仲間と会えないこの時期だからそこ、育児を通したコンテンツを大切な仲間達と一緒に作れないかと考え、社内のメンバーに子供向けコンテンツについてプレゼンされ、メンバーの賛同を得て、子供向けコンテンツ制作のプロジェクトが始まったそうです。

そしてこの度、オリジナル短編コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」の制作となったのです。

作品のあらすじはこうです。
「自由奔放なりんごの木ニョロンと、いつもちゃんとしなきゃ!と思い込んでいるりんごの木シャッキーが、ニーナという女の子のために冒険し成長していく物語。」

作品のテーマは「なりたい自分になる」。

作品を作るにあたって【なちゅきっず】のみなさんの想いはこうです。

《「おかしなりんごの木」というおかしな物語を通して、おかしなことなんて何もないんだよってことを伝えたい。

誰かに笑われたって、何かを言われたって、なりたい自分になってほしい。
誰かの目を気にしすぎてなりたい自分をなくさないでほしい。

そして、この物語は、ナチュパラから世界中の子供たちへの手紙でもあり、また大人だって「いつからでもなりたい自分になるのは遅くないよ」って伝えたい。
そして、それを叶えるのに大切なのは、「友情」であることを感じてほしい。》

コマ撮りのアニメーションは、繊細な動きの中から心の動きがぐっと感じられます。
お人形は胸が躍る程可愛らしい。
お話の内容は、すーっと身体に染み込んでくる真っ直ぐな柔らかくあたたかいもので。

作品作りにあたっての想いの通り、子供にも大人にも届く作品だと思います。

そして、今回は、映像を通して楽しんでいただくだけではなく、目の不自由な方などにも音声を通じて楽しんでいただけるよう、朗読版の制作も企画されています。

私はこの朗読版のナレーションで参加させてもらいます。

このナレーションのお話をいただいた時は、本当に驚きました。
私が関わってみたかったことが、全部そこに詰まっていたからです。
こういった作品作りに参加したいとずっとずっと思って来たので、その活動の仲間に入れてもらえたことが、本当にとっても嬉しいです。

良い作品をどんな方にも等しく楽しんでいただきたい。
この作品を作る全ての人たちからの想いの詰まったお手紙を、世界中の子供たち、大人たちへ届けたい。
そしてどんな方々にも、なりたい自分になっていただきたい。

コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」の制作にあたり、「たくさんのこどもたちに届けたい!コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」プロジェクト」と題してCAMPFIREにて4月7日までクラウドファンディングを行なっています。

ご参加いただいた方へのリターンでは、映像制作会社ならではの企画がたくさん!
中でも私がいいなぁと思ったのは、ご家族のドキュメンタリー作品を制作するというリターン。
人と人との関わりを大切にされ、それぞれの個性を尊重し生かし合うナチュラルパラドクスさんだからこそ、きっとそのご家族の宝物となる作品を作られるのだろうなぁと思いました。

ぜひ一度「おかしなりんごの木」プロジェクトの内容をご覧ください!
作品に向けたみなさんの想いや、参加される豪華なスタッフのみなさまもこちらからご覧いただけます!

たくさんのこどもたちに届けたい!コマ撮りアニメ「おかしなりんごの木」プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/716314

アニメの映像も一部ご覧いただけます!
ぜひこちらもご覧くださいです。

篠原 友紀

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