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〜ミニマリズムを極めて〜

池袋まで12分、最寄り駅まで徒歩5分、フリーWi-Fi、比較的新しくて清潔…しかも誰も死んでないのに家賃はたったの45,000円(不動産屋に裏は取りました)。良心的な大家さんと、ココに導いてくれた自分の本質(=僕という作品の監督)に感謝だ。


55歳バツイチ男、扶養家族のいない身としては自由であることこそ至福。(中野区には25歳になる、駆け出しの声優である息子がいるが)


32歳で離婚し、順風満帆で出世コースに乗っていたサラリーマンを退職してからずっと『自分らしく生きる』ことを標榜してトライアンドエラーを繰り返して今に至る。


引っ越しは既に50回を軽く超えているが、いつか必ず人生というロードムービーには終幕が訪れることも心得ている。(30代の頃に『50歳までにやることリスト』を作り、そのすべての目標をほぼ実現した)


6/21の爆発事故にあう前に、特殊清掃や事故物件についてはYouTubeや書籍や漫画で調べていて、いつ死んでも良い心構えや、具体的なシミュレーションも済ませておいたから、そういう意味では事故後にICUのベッドの上で考えることもシンプルに『人生終わったな』というものだった。


でも、僕の本質である『監督』は主演の降板を許してはくれず、僕に『生きろ』と静かに言った。


※人生は映画であり、監督は魂。主演は僕だ。


引っ越しを繰り返す中で僕のミニマリストとしてのセンスは磨かれていき、今や『プロフェッショナル』と言っていいだろう(笑)


例えば今この瞬間から引っ越しを決意するなら、僕は一週間以内に次の引越し先に落ち着いている自信がある。(荷物は軽トラに乗る程度しか持っていない)


参考までに僕の全所持品を以下に書いてみよう…


・テレビ(42インチ)

・電子レンジ

・衣類

・折りたたみ式机2台

・電子ケトル

・分解可能のパイプ棚

・トランク

・姿見(鏡)

・椅子

・財布、スマホなどの身の回り品

・布団類


…以上だ。ちなみにここに引っ越すときに、今後は冷蔵庫は所有しないことにした。洗濯は徒歩2分のコインランドリーだ。


衣類は一着新しいものを購入するなら、必ず一着は捨てるというマイルールを守れば、増えることはない。


ミニマルな生活は、心に余裕をたっぷり与えてくれるし、『所有しない自由』を満喫できる。


いつ死んでも大丈夫だという感覚は、もしかしたら昔の武士と同じなのかもしれない(笑)


※大学生の頃、雑誌『ポパイ』か『ホットドッグプレス』で読んだ『葉隠』を思い出した。





























































































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