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2分切れ負けをやった方が良い理由

※この記事は2021/1/18に、別のブログで僕が書いたものです。
今後はなにか書く時はnoteに統一しようと思うので、コピペしてこちらに移動しました。


最近僕は将棋クエストの2分切れ負け(以下2切れ)にハマってます。

多分ここ1ヶ月くらい、1日平均にすると20局はやってると思います。ひどい内容の将棋も沢山あります😅

ということで今回は、ネット将棋の早指しについての個人的な見解を書いてみたいと思います。

僕は2切れライフを、ただなんとなく面白いという理由で過ごしてます。
多分他の2切れ廃人の方々も、大体同じだと思います。

なので本来別に偉そうなことは言えないのですが、客観的に考えて2切れ(に限らないですが、ネット将棋の早指し)を指しまくる人がどうなってしまうかというのを今回に限り偉そうに考察してみます。

結論から言うと、序盤が上手くなります。

何故なら早指し、特に切れ負けの将棋では序盤が命だからです。
序盤で指しにくさを感じた方が持ち時間を最初に多く消費することになってしまい不利なのは言うまでもありません。


以下、2切れをやってみたらなんか楽しくて廃人になる人がどうなるか、なるべく分かりやすく解説します。

① 2切れをやる、なんか楽しい。
   ↓
② 一生懸命考えて将棋で勝とうとしても、局面の良し悪し関係無く猛者達に時間を切らされる。
   ↓
③ 猛者達に勝つために、なるべく指し手を早くすることを意識する。
   ↓
④ 序盤が雑になり、普通に将棋で負ける。
   ↓
⑤ 序盤は事前に想定出来る部分が多いので実戦の合間に振り返ったり、振り返らなくても自然とテーマ図的なものが増え、似たような局面でも勝ちやすさを求めて色々な手を試してみる。
   ↓
⑥ 1局最大4分しかかからないので、上記のパターンを何回も繰り返すことが出来る。
   ↓
⑦ 序盤の経験値(特に自分が指す形)が異様に高まり、序盤が上手くなる。
   ↓
⑧ 結果、本番(大会等)で持ち時間の長い将棋を指すと序盤で無駄な時間を使う必要が無くなり、非常に有利な条件で戦いを進められたりします。多分。

変に意識が高い人よりも、ただ2切れで勝ちたいと思ってるだけのジャンキーの人の方に良い循環が訪れてしまうのです。

僕自身、中学、高校時代は学校、食事、風呂、睡眠の時間以外ひたすら24で指してた時期がありましたが、わりと上記のパターンにハマり勝率が高くなった経験があります。

今は将棋ウォーズも将棋クエストもあるので、選択肢が増えてますね。

切れ負けをはじめとして気軽に指せるネット将棋は、将棋が雑になるから良くないなんて言う意見も結構聞きます。
ただ、雑でもなんでもどんどん指して経験値を上げて、本番はネット将棋よりもちょっと丁寧に指すことを意識する。
これで大体の人(例えば将棋クエストをやるなら、自分以上の実力の相手が将棋クエストにいる人)の勝率は上がると個人的には思っています。

最後に、切れ負けの最終盤は将棋ではない場合も多いので、終盤力は別の方法で鍛えてください💪

それではここまで見てくださりありがとうございました。
皆さまの快適な2切れライフを願っております😊

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