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【先手中飛車】 知られざる二枚銀殺しの5六金型のポイント
今回は先手中飛車で、二枚銀との戦いです。
先手中飛車でも後手ゴキ中でも見た目は似たような形になることが多いですが、今回の形は基本的に先手中飛車の時限定で使える指し方です。
まず第1図は、居飛車が△5二金右と上がった局面。
![](https://assets.st-note.com/img/1664410553161-SiAHcTyFXf.jpg?width=1200)
直前の△5二金右に代えて△3三銀も有力で、そこで▲5四歩や▲4六歩や▲3八銀など手が広く難しい将棋です。ただ最近は居飛車側が△3三銀と上がらずに、△4四歩〜△4三銀〜△3三角のような感じで穴熊などの持久戦を目指すような展開も多いので、居飛車が後手番の本譜のような場合は△3三銀を保留して持久戦含みの△5二金の方が多く指されているイメージです。(先手超速と比べると手が遅れているのも、人間の心理的には持久戦を選ぶ理由になりやすそう)
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