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愛があるものを好きになりたい

手間がかかって長い工程を経て作られたものや、規範からはみ出してしまったしょうがない性分の人間味とか、効率は度外視ででも自信を持ってそこに立っているものとかが好きです。

世の中にはいろんな「機能」「役割」があると思っています。
利益を最大化するものも、超便利で安い100均とか。

効果がちゃんと期待できるもの、目に見える安心感とか、そういったものを与えられるのは素晴らしいことだと思う。私もそう言ったものをありがたく使っているしね。


と同時にでもそこからはみ出されて、一言では説明のつかない、前ならえできなかった物もあるわけです。
そういうものや感情やに目を向け続けられる自分の感覚の鋭さを持ちたい。

こんなこと言ってると「丁寧な暮らしだね」と言われるのかもしれないけど、この言葉は好きじゃありません。
資本主義の世の中の流れの中で、必死に「ていねい」で抗おうとしている惨めさも含めて世間からの嘲笑のニュアンスを感じる気もするから。


だからと言って私が俗物から離れて、仙人になれるかと言われたら、なれないけど、自分の気持ちや感情の動きに向き合って周りの人を大切にしていたら、そのようにカテゴライズされているのかもしれませんね。

大雨の中、突き動かされて観葉植物を買いに行きました。自分の机の上に置くのにふさわしいものを選ぶ2時間くらいでした。
最近、机周りには、お友達の作った美術作品とか、次キャンプで使うオイルランタンとか、ヒスイ海岸で拾った綺麗な石とか、色々増えてきました。すべてに愛があるから好きな場所です。

美術作品や観葉植物は「あなたの生活に〇〇の効果を与える!」とは言いきれない。
だから、いいんですよね。。
世の中無駄が愛おしかったり、愛のあるはみ出ちゃったものこそに価値があってそう言ったものを信じていきたいです。

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