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家庭の感染対策マニュアル

家庭の感染対策は難易度が極めて高い(だから学校で感染を蔓延させてはいけないのだ)。親子や夫婦の距離は近く、濃厚接触するのが当たり前で、日々、会食をしている。
できることは少ないが、新型コロナだけでなく、溶連菌感染症から手足口病まで、親にもうつってたまに悲惨な結果をもたらす感染症が大流行している以上*1、可能な対策はしたほうがいい。そしてそのことで、どの感染症も軽症で済む可能性も高くなる。

リスクの高い場と場面を把握する

家庭の中すべてが危険というわけではない。とくに感染リスクの高い場と場面がある。リスクが高い場は洗面所、トイレ、食卓である。
洗面所は飛沫がとびまくる場所だ。歯磨きをするためである。歯ブラシの管理も気をつけよう。鏡の前に家族分の歯ブラシをたてている家が多いだろうが、歯ブラシ同士が触れ合うだけでもうつるし、歯磨き時に飛沫を浴びる可能性が高い。

  • 歯ブラシを個人管理にして洗面所に置かない

  • タオルも個人管理として、共用しない

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