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好きこそものの上手なれ

誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。
芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても、成長はないということ。

では、自分の「好き」はどうやって見つければいいのか。知識を得ること、体験すること、それによって興味関心が刺激されるかどうかと考えるのが一般的かと思う。

ただ、「できる」こと、それ自体からも「好き」を見出すことはできる。自分の興味関心があることだけが「できる」とは限らない。

むしろ、自分としてはあまりやりがいを感じられないけど、他人に頼まれるからやっていることもあるだろう。そういった場合、他者はあなたがその物事を行うことが「できる」と思っているから頼んでいる場合も多い。

自分の適性を見出すのは、自分に限らず、むしろ、他者に見出されることの方が多いかもしれない。「何故、自分はこういったことを頼まれることが多いのか?」と疑問を肯定的に受け取れるかどうかは能力開発のきっかけとなりうるかもしれない。

好きこそものの上手なれ、であるし、上手こそものが好きになるきっかけでもある。循環。