オカリナ * チェンマイ俳句毎日
【チェンマイ俳句毎日】2024年7月27日
もう20年以上も前になるが、これからタイに行くという私への餞別に、友人がオカリナをプレゼントしてくれた。透明のプラスチック製のおもちゃみたいなものだったが、私はそれを持ち歩き、どこで吹いてもまあまあ喜ばれた。
タイの隣国ラオスの古都ルアンパバーンを旅行した時のこと。小さな町を見下ろすプーシーの丘に朝登ると、家々から朝食の支度の煙がゆらゆらと上り、メコン川は朝日を受けてキラキラと反射している。そんな美しい景色を眺めながら、気分良く