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プログラミングは手段

ずっと言われていて、今更何をということですが、プログラミングって手段ですよね。
今だとAWSやGCPみたいなクラウドインフラの技術とかもそうかな。
もちろん、仕事として対価を頂いて提供するためにはきちんとした知識が必要。
どうも最近「プログラミングできるようになりたいです」的なのとか、アンサー的に「プログラミング習得して副業月収〇〇万円」とかあおった広告とか目にします。

コンピューター、まあITですか、そもそもこれらは人間の仕事を楽にするための道具ですよね。今は娯楽も含めてですかね。最終的には人間が使うアプリケーションやシステムを作る道具。

たとえば「この業務を楽に、早く、正確にしたい」ってのが先にあって、「じゃあプログラムを含めて、業務システムを考えましょう」となるワケで。
漠然と「プログラミングできる」だけでは何も解決しないし、「何の言語から勉強したらいいですか?」みたいな疑問もナンセンスかな。

たいていは、「このシステムを構築するには△△言語を××プラットフォーム上で動かすのが良さそうだ」というふうに決まると思います。まあ、既存のシステムとの連携がらみや、それができる人員を確保・手配できるかとか、期間やタイミング、カネとかいろんな事情はあるでしょうが。

そもそもプログラム言語の勉強ってなんでしょう。変数とか分岐とか繰り返しとかは何の言語でも同じで、現場では具体的にデータベースはコレ、フレームワークはアレ、動作プラットフォームはソレとか、連携システムとのプロトコルはどうだとか、言語以外の要素のほうが圧倒的に大きい。
もっと言えば、予算決めるのはナニナニ部長だとか、ホゲホゲ取締役があとから細かい指摘してひっくり返してくるから準備しておく、とかそもそもシステム構築以前のことが多すぎて大変なんです。
ただ、これらも大切なことです。

よって、「プログラミングできるようになりたいです、何の言語から勉強したらいいですか?」に対する答えとしては、「ちょっと入門本で勉強した程度の知識なんて無いようなもんだから現場にいって必要なモノを習得してください」ですかね。

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