【がんばれ建設】新入社員に対する敬語の教科書
■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社
降 籏 達 生
■■■■■■■■■■2021年3月25日
NO1736
本メールマガジンの配信停止は
以下よりご登録ください。
https://a17.hm-f.jp/index.php?action=C1&a=323&g=2&f=5
本メールマガジンのバックナンバーは
以下をご覧下さい
https://www.hata-web.com/blog
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社降籏達生
(ふるはたたつお)です。
*************************************
今日の一言
「ダメな敬語、いい敬語」
*************************************
「経営者、幹部のための「現場責任者1年目の教科書」
セミナー」を4月に開催します。
セミナー日程:
4月5日(月)15:00〜17:00(満席)
4月8日(木)18:00〜20:00
4月9日(金)10:00〜12:00
若手施工管理技術者(入社3~7年程度)の方が、現場
責任者になる際の「教科書」について解説する内容です。
「現場責任者1年目の教科書」(概要版)をもとに
自社の教科書を作成することができます。
なお、本メルマガ読者限定で、特別価格を設定していま
す。
一日程は満席となっています。
受講を考えておられる方はお急ぎください。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://pro.form-mailer.jp/lp/2adabb25220717
*************************************
4月に新入社員を迎える会社は、まず敬語を
教えなければなりません。
その際の教科書としてまとめましたので、ぜひ
新入社員研修のテキストとしてお使いください。
=====================================
敬語を正しく理解しよう
●「敬語」は5種類ある
・尊敬語
相手を敬う語。動作・状態・事物などを高めて言い表す。
「いらっしゃる」「おっしゃる」「なさる」「お使
いになる」「お忙しい」など。
・謙譲語I
相手を直接敬うために、相手を立てて述べる。
「伺う」「申し上げる」「差し上げる」「お目にか
かる」など。
・謙譲語II(丁重語)
自分の行為やものごとを謙虚に伝える語のこと。
「参る」「申す」「いたす」「おる」「弊社」「拙著」
など。
「謙譲語I」は「立てる相手がいる」のに対して、
「謙譲語II(丁重語)」には「立てる相手がいない」
という違いがある。
・丁寧語
聞き手に対して丁寧に表現する語のこと。
「です」「ます」「ございます」など。
・美化語
ものごとを美化して述べる語のこと。
「お酒」「お料理」「ご祝儀」など。
使ってはいけない言葉
●若者言葉
「いいっすね」「そうっすか?」など「っす」を
多用するのはダメ
●バイト言葉
「〇〇になります」「○○でよろしかったでしょう
か」は誤り
×「これら備品からお預かりします」
〇「備品をお預かりします」
×「こちらが報告書になります」
〇「こちらが報告書です」
●謙譲語もどき
必要のない場面で「~させていただく」と言うのはダメ
「~させていただきます」という表現は、「相手に
許可を受ける場合」と「そのことで恩恵を受ける気
持ちを表す場合」に使う言葉です。
それ以外の場面では、「~しております」「~いた
します」といいます。
×「自己紹介させていただきます」
○「自己紹介いたします」
朝礼にて
×「作業内容を報告させていただきます」
○「作業内容を報告します」
なお近隣住民に工事の説明をするときなど、相手に
許可を受けるような場合は「させていただきます」
を使います。
○「工事の説明をさせていただきます」
×「工事の説明をします」
●二重敬語
「二重敬語」は、「ひとつの言葉に敬語を重ねる言
い方」のことです。
×部長がお読みになられました
(「お読みになる」+「られる」)
〇部長がお読みになりました
(もしくは「読まれました」)
×部長がおっしゃられました
(「おっしゃった」+「られる」)
〇部長がおっしゃいました
×お客様はもうお帰りになられました
(「お帰りになる」+「られる」)
〇お客様はもうお帰りになりました
●「ウチ」と「ソト」での使い分け
(1)社内(ウチ)では目上の人に対して「尊敬語」
を使う
例「課長がおっしゃったことに賛成です」
(2)他社の人(ソト)と話すとき、自社の人(ウ
チ)には「謙譲語」を使う
例「私どもの課長もそう申しておりました」
(3)自社のAさん(ウチ)の身内の人(ソト)と
話すとき、Aさんには「尊敬語」を使う
例「(電話でAさんの奥さんに対して)Aさんはす
ぐにお戻りになるとおっしゃっていました」
(4)たとえ上司であっても、他社の人と話すとき
には『呼び捨て』にする
例 「課長の田中はあと10分で到着します」
=====================================
いかがでしょうか。
先輩社員であっても知らないことがあったのでは
ないでしょうか。
研修(OFF-JT)でこのようなことを伝えると同時に
上司、先輩は正しい敬語を使うことで新入社員が
言葉遣いを身につける(OJT)が重要です。
まずは上司、先輩社員から学びましょう。
※PHP通信ゼミナール『正しくきれいな話し方・
書き方』を一部参考にしました。
*************************************
★「建設技術者 キャリア別能力向上システム
2020年10月度版」最新版 無料提供中
施工管理技術者の年代ごと必要能力と育成方法を
一覧表にしたものを無料提供しています。
新入社員~若手社員~現場代理人~工事部課長
~経営者のキャリアプランに加えて
新入社員~2年目~3年目~4年目~5年目
のキャリアプランを記載しています。
教育計画作成の参考になります。
https://hata-web.com/careerup/
*************************************
開催予定のハタコンセミナー
●一流の技術者になるための 建設技術力強化
オンラインセミナー(CPDS4ユニット)
3月30日(火)13:00~17:00 テーマ;工事成績評定
アップ
https://hata-web.com/open_seminar/24085/
●新入社員育成2か月コース
【東 京】2021年4月6日(火)~11月24日(水)
【名古屋】2021年4月5日(月)~11月19日(金)
【大阪】2021年4月8日(木)~11月25日(木)
【オンライン】2021年4月19日(月)~6月2日(水)
対象者:新卒者、未経験者
集合型研修(東京、名古屋、大阪)
https://hata-web.com/open_seminar/25830/
オンライン研修
https://hata-web.com/open_seminar/25857/
●新任現場責任者育成3ヶ月コース
現場責任者として現場管理するための必要能力を
獲得する。
2021年5月~
対象者;経験3~7年の若手施工管理技術者
集合型研修(東京、名古屋、大阪、オンライン)
https://hata-web.com/open_seminar/5727/
●現場代理人育成6か月コース
一流の現場代理人を目指すための
能力を身につける
2020年6月~
対象者;経験10年以上の現場代理人
集合型研修(東京、名古屋)
2020年6月~
https://hata-web.com/open_seminar/14505/
●建設業 幹部社員育成3か月コース
経営幹部としての業務を理解し経営者を補佐し
現場を支援できる能力を身につける
対象者;経験20年以上の建設会社部課長
集合型研修(東京、名古屋)
https://hata-web.com/open_seminar/2166/
*********************************************
【編集後記】
*********************************************
昨日は長期ビジョン構築会議2日目でした。
壮大な10年ビジョンができました。
ビジョン達成のため、きょうから取り組みます。
___________________
【無料ノウハウ集提供中】
本メルマガ読者に限定で、建設業向け
無料ノウハウ集を提供中です。
無料ノウハウ集の目次です
●人材育成手法
【新入社員育成の秘訣】
【若手社員育成の秘訣】
【現場代理人育成の秘訣】
【工事部長・課長育成の秘訣】
【現場コミュニケーション技術】
●業績アップ手法
【工事成績評定で80点を取る方法】
【技術提案で高い評価を得る方法】
【原価低減のポイント】
【建設業が ISO を活用して儲ける秘訣】
下記にアクセスしてパスワードを聞かれたら
「hatacon」
と入力してください。
https://hata-web.com/know-how-collection
●降籏 達生のプロフィールはこちら
https://hata-web.com/lecturer/607/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【発行】ハタ コンサルタント株式会社
代表取締役 降籏 達生
【所在地】愛知県名古屋市中村区名駅4-2-28
名古屋第2埼玉ビル
【東京支店】東京都中央区銀座七丁目15番8号
タウンハイツ銀座406
【電話】052-533-9688 【FAX】052-533-9689
【ホームページ】https://hata-web.com/
【作者に直接メールする】furuhata@hata-web.com
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?