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ウディアレンのマンハッタン

大学生の頃にウディアレンのマンハッタンをDVDで見ました。

でも白黒の世界観がどうも物足りず、すぐにやめてしまいました。

最近アマプラでマンハッタンを見つけて、あ、前途中で見るのやめたやつだ、と思い、もう一度観てみると、とても面白かったです。

特に最後のウディアレンの表情に、俳優でもないのに、力の差を見せつけられたというか、
表情だけで伝える演技の上手さは誰も敵わなないなあと思いました。

なんでこんな面白い映画を今より頭の良かった大学生時代に見飽きてしまったのかと思うと

意外と成長してんのかなと思い、同時に少し嬉しくもあったのですが、

ウディアレンの演技力の高すぎて

どの俳優よりも圧倒的で

感動しました。

ウディアレンの映画を観て思うことは

ウディアレンの映画を映画館でみて、過ごすことのできるこの時間は

なんて贅沢な時間なんだろうということです。

それくらい好きです。

そして、これがウディアレンのマンハッタンを見飽きてしまった理由でもあると思います。

ウディアレンの映画は賛否別れますが、

結局彼に対する感情や費やした時間によるところが大きいということです。

大学生の頃の僕は映画館でウディアレンを観たこともなければ、アニーホールをみて、よく分かんないやとなってました。

理解力の問題もあると思いますが、ある程度時間を費やさないと、初見では、ん?となりうることが大きいと思います。

ただ、これは大衆に対してです。

良く映画を観たり(ここでいう良くは本当にめちゃめちゃ観ている人)良く本を読んだりしている人なら、スッと面白いと思えると思いますが

昔のアーティストや映画監督、小説家の話がよくでたり、ウディアレン自身の現実の男女のいざこざもあったりと

たしかに初見では理解できかねるのかなと思いますが、

ある程度知ってしまえば本当に面白いです。

爆笑問題の太田さんの影響でウディアレンを見始めたのですが、

それからは全ての作品を映画館で観ています。

特にミッドナイトインパリは大好きで、

主人公が完璧にウディアレンになりきって演じている姿に驚きましたし、

色々なアーティストを、知るきっかけにもなりました。

次回作も楽しみです。

古着全くカンケーない笑

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