2024/10/3

昨日は10時過ぎに寝て、それから深夜2時ぐらいに起きてからは寝て起きてを繰り返していた。
途中モンハンの夢を見ていて、ラングロトラを狩りに行ったら途中からラージャンみたい動きをし出して一瞬で倒された。口からビームを吐くな。

夢のせいなのかすっきりせず起き、窓を開けたら雨が降っている。その景色と音が心地よかったのでそのままにして、朝ごはんを作る。
首が痛く、寝違えたのかわからないが、とにかく首周りの広い範囲が痛くてちょっと動くだけで違和感がある。体の不調が終わる気配ない。

セブンイレブンで買ってきたキーマカレーのレトルトのやつ、目玉焼きをさっと作って、お皿に添えて食べる。美味しい。キーマカレーはセブンのやつが現状1番好き。

カレーを食べて朝から元気になったので休みの日らしく出かけるまでの時間はゆっくり過ごそうかしらと思っていたら仕事関連の電話があり、ちょっとだけ対応。していたら休みの感覚が消えてしまい、じっとしてると落ち着かなくなってきたので早めに出る。

雨のピークは早朝だったみたいで、昼前に家を出る頃にはポツポツと降っているぐらい。割と過ごしやすく、歩いていてもそんなに蒸し暑くない。駅に着いて電車へ。
四ツ橋線に乗り換えて肥後橋駅で降り、大阪市立科学館へ。
プラネタリウムを見たくなったので、リニューアル後に初めて見に行く。平日の昼間なので空いているかと思ったらそんなことはなく、若い人やおじいちゃんおばあちゃんまで色んな年代の人で賑わっていた。星が好きな人、宇宙が好きな人、科学という範囲で好きな人、いろんな目的があるのだろうけれど、何か自分と好きなものが被っている人たちしか集まらない施設というのはなんとなくわくわくする。

ほとんど満席だったようで、奥から詰めて座り、椅子の座り心地が良くて懐かしさを感じる。首が痛いのをすっかり忘れていて、星空を見上げる時に首が痛い。少しでも痛みを紛らわせるために姿勢をコントロールして落ち着く体勢を見つけて、じっとする。
プログラム中はみんな静かに星空を眺めていて、学芸員のかたの案内で次々に星や星座が現れ、その度に歓声が上がる。楽しい。
宇宙の面白さが感じられるよいプログラムだった。今度は首とか体とか万全な状態で参加したい。

そのままの流れで中之島美術館へ行き、先月開始された「塩田千春 つながる私」の展覧会へ。

塩谷千春の作品はたぶん初めてしっかり見る。受付がある場所のインスタレーションからまず驚き、作品の規模感もそうだが、一貫したテーマを感じて楽しい。

塩田千春(1972年生まれ)の出身地・大阪で、16年ぶりに開催する大規模な個展です。現在ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田は、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合い、作品を通じて「生きることとは何か」、 「存在とは何か」を問い続けています。本展は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」を通じてアプローチしようというものです。それぞれの要素はさまざまに作用し合いながら、わたしたちと周縁の存在をつないでいると考えます。インスタレーションを中心に絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、本展が 「つながる私」との親密な対話の時間となることでしょう。

「塩田千春 つながる私」/大阪中之島美術館
概要より引用
https://nakka-art.jp/exhibition-post/chiharu-shiota-2024/

「存在とは何か」。他者との「つながり」。
大きなテーマを結んでいくように作られた作品たち。
テーマや作品の大きさに驚きつつ、読み解いていくというよりは感覚に直接訴えかけるような規模感と鮮烈さ。
象徴的な赤色。かと思えば白さが時折現れて存在感がある。

「つながり」と「存在」。
頭の中にそれらのキーワードを浮かばせたまま会場を歩く。作品たちを見ているとどうしても血や自らの体を意識させられる。

この物理的な体を通してつながる人もいれば、この自分に至るまでに紡がれてきた血の中にある遺伝子。会ったこともない、過去の血のつながりがある人たちや、その周りにいる人たち。そういったつながりと、不在なのにそれらを証明しているのが自分ということに頭が痛くなりつつ、出口へ。見終わった後は体力が無くなってぐでーんとなって、ちょっとだけ休憩させてもらって美術館を後にする。

帰ったらもう夕方で、何もする気力は起きなかったけれど、帰ってきた勢いを使って部屋とか風呂とか諸々の掃除をして、気づいたら1時間ぐらい掃除していた。精神も体力も尽き果て、そうになるがなんとか堪えて、お風呂を沸かす。掃除した後に綺麗になった湯船で浸かるお風呂が1番きもちいい。ので、なんとか風呂に入って回復して晩御飯。

家族が置いていってくれたどんぶりの素で親子丼を作る。漬物も添える。うまい。豆腐も食べたくなって冷蔵庫から出す。

行きたかった体験を楽しめた日だったのでとても満足して、早々に布団へ。
本が読めていないのだけは居心地が悪いというか、後ろめたい気持ちがなぜかある。

いろんな気持ちが首の痛みでかき消えて、何より痛みが優先されるこの体が、生き物だねえ〜と和む。とか思っていたら、この首の痛み、ひょっとして昨日の寝違いとかじゃなくて、この前のイベントで今頃出てきた筋肉痛なのでは?と想像されて急に怖くなってきた。老いとか体の不調を自覚する時の怖さ。苦しい。

寝たら治るだろうかと思って、今日も早めに寝ることにする。ねむいし。

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