2024/5/30
朝起きたら体調がほとんど戻っていて、葛根湯の偉大さを思い知っている。
あとちょっと、この体のリズムを取り戻すためにはスパイスで作られたカレーを食べたいと思い、昼にはカレー屋に行こうと決める。
ちょっとだけ生活を整理しようと思い立って、Notionで家計簿をつける。給与、貯金、家賃、生活費、本代。
最近よく買われていたのは缶コーヒーで、仕事の日は毎日一本買っている。
家計簿、見直していってこれは余分な支出なので減らさなければならぬみたいな意識になるんだろうけど、缶コーヒーだけは削れない。
削ると仕事できない。俺にはカフェインが必要となって、これあんまり意味ある行為に感じないぞとなって、ほどほどにしてやめる。
それからちょっと早めに家を出て、自転車でカレー屋さんへ向かう。ネパール人のかたがやっているお店。
ランチメニュー、Bセット。
チキンカレー、ご飯、よくわかんない赤いチキン、サラダ、皿からはみ出るぐらいでかいナン、ラッシー。
めちゃくちゃボリュームがあり、昔ここの店に友達と来てお代わり無料のナンをどこまで食べれるかチャレンジをしてお腹が破裂しそうになったのを思い出す。友達は4枚食べて、僕は3枚食べて終わった。若さ。
久しぶりに食べてもやっぱり美味しく、懐かしい。
ずっと前から謎だった、プレートに添えられたこれまた赤いソース?何か刻まれたものが入っているやつを見つめていて、これはなんだろうと思っていたら、店員さんが「これはチキンにかけるやつですよ〜」と笑顔で教えてくれた。日本語がとても上手い。長年の謎が解けたこともそうだけど、何も口に出していないのにいきなり教えてくれてびっくりした。よっぽど不思議そうな顔をしていたんだろうか。
チキンにそのソースをかけたら美味しかった。
カレーを食べてお腹いっぱいになり、体調がみるみる回復していく、みたいなわかりやすさはなかったけど、代わりに眠たくなって帰り、帰ってうとうとしながらスマホを触っていたら気づいたら寝ていた。
急遽決まった夜の予定に合わせて起きる。
早めに起きれたので、あとわずかになった「読書の日記: 皮算用/ストレッチ/屋上」を読み切って、終盤のページで涙が止まらなくなって、あわてて顔を覆った。「デリケート」が読めてよかったと思った。
職場に寄って仕事。メール返して、明日の準備。今日起こったことを同僚から聞いて、今日も大変だったんだなと思った。
電車の時間に間に合うように職場を出る。
電車の中でこの日記が友達に読まれたことを知って、苦しい。創作が他人に触れたと実感した瞬間の恥ずかしさ。中学生の時に書いた小説を友達に読んでもらった時の言われぬ羞恥心。久しぶりに味わった気分。
またもや早めに現地に着いたので、駅近くにあったクラフトビールのお店で飲む。飲みながら「サンドイッチブルース」(著:森田三和)を読む。サンドイッチが食べたくなる。
ちょっと早めに待ち合わせのお店へ。
餃子とかいろいろたべる。美味しい。楽しい。
久しぶりに会う歳下の後輩、友達で、元気そうでよかったね〜と思う。知り合って10年ぐらい経つみたいなことで、ありがたいね、変わったことも、変わってないこともあるねと思って感慨深い。
お酒を思ったより飲んでいて、話を聞いているのか、聞いていないのかわからないみたいな意識。
そこからちょっと遊んで、話して帰宅。
学生時代はご飯を食べて、来週ぐらいにはもう学校とか別の場所で会っていたみたいな頻度だったのに、今はもう半年とか、1年後とか、数年後とかの頻度になっていて、それぞれの人生を生きている中で時たま合うみたいな、関係性ってすごいな〜と何回も思った。酔いが回っている感覚がある。
帰り道、ポッドキャストで超相対性理論の続きを聞く。「弱さを探索する」がテーマ。
多様性とスピード感の話。ナラティブ、メタ認知、ネガティヴ・ケイパビリティ。
電車で寝過ごさないように意識をギリギリで保っている。
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