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2023/12/29

年末を感じる。外に出なければ、何の変化も起きない日々なので無理やり外に出ている自分を褒めたい。
自分の生活には季節感とか暮らしの流れがほとんどないので、他者を見てようやく社会の流れがなんとか掴める。年の瀬の慌ただしさは人が楽しそうにしている姿がよく見えてかわいい。
我が家もちょっとは贅沢に食事しようかな。蟹しか思い浮かばないけど。

地元は観光地なので、スタバに行って本を読もうと思ったら外国人が半分以上でビビる。年末に日本で過ごしたいものなんだろうか。円安だからか。おせちとか食べて満喫してほしい。
スタバの店員さんも慣れたもので、簡単な英語で対応していて、そのままつられて僕も英語でサンキューとか言いそうになって落ち込む。
恥ずかしい。

「海をあげる」(著:上間 陽子)を読んだ。

ちいさき誰かに、自分の大事なものを渡すこと。おそらくひとの営みの根源にはこのようなことがあるのでしょう。私たちは自分の大事にしているよきものを、自分よりも小さなものに渡します。
私もまた、いつか娘に海を渡すのでしょう。
その海には絶望が織り込まれていないようにと、
私はそう願っています。

「海をあげる」著:上間 陽子
(https://www.chikumashobo.co.jp/special/umiwoageru/)

沖縄で起こっていること。起こっていたことについて書かれた本。今、同じ世界の中で起こっているガザ、パレスチナのことが頭をよぎる。
何をこれまで放っておいて、許してきたのだろうか。
この本については、もうちょっと読み返しながら反芻して考えたい。

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