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2023/12/22

「鬱の本」を読み終えた。
84人のさまざまな「鬱」の形。そのどれもが丸みを帯びていて、やっぱり優しい本だと思った。この本も、冬に読めて良かったなと思う。
個人的には読書の季節は秋よりも冬のほうが合っている。冬は眠りの季節であり、緩やかな終わりの時期でもあると思うので、人の内面に向けて書かれた本が味わい深い。
最近はそういう本ばかりたまたま出会っていて、たのしい。

年末年始のお供になってくれるような本を探しに、以前から気になっていた本屋に初めて行った。インスタとかSNSのアカウントはなるべく見ないように、店舗に並んでいる本との出会いで買う本は決めたいという謎のこだわりがあったのだけど、結局以前から見ていたインスタの投稿を思い出してはその本に惹かれて、買った。本屋さんは案の定めちゃくちゃ良い場所で、予算内で買うならどの本にしようかと悩んでうろうろしてしまった。申し訳ない。

「プルーストを読む生活」を相変わらず読んでいて、残りも4分の1を過ぎてきた。これだけでたぶん年末年始読んで過ごせそうなのだけど、この本は急いで読み終えるよりかは、ゆっくりとぼーっとしながら読んでいたいのでまだまだ時間をかけていきたい。それでも我慢できずにたぶん年が明けるまでには読み終わってしまいそうだけど。

いよいよ年末の中の年末(?)に差し掛かってきて、大掃除もしなきゃいけないし、今年の振り返りもしたいし、食糧とか飲み物とかは買い出ししとかなきゃいけないしでやりたいことも、やらないといけないことも多い。大抵先延ばしにしてしまう性格なのだけど、こればっかりは年が明ける前にやってしまわなければと思う。

日に日に寒くなってきたので、ココアを補充して寝る前に飲んでいる。最近は、haruka nakamuraさんの「季節の影を踏んで」がとても良くて毎日聴いている。自分の内に集中できる。

今日は冬至だったので、先日知り合いの方からいただいた柚子をお風呂に入れてみた。柚子の香りは正直しなくて、ぷかぷか浮かんでいる柚子を見ていると気付かぬ内に時間が経っていて、柚子を入れる意味ってこれなのかと勘違いしそうになる。

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