9月の読書記録
【9月に読んだ本】
9月に読んだ本たち。
本について、日記に書いていたこと。
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「人生のレールを外れる衝動のみつけかた」(著:谷川 嘉浩)
超相対性理論でもゲストに出られていた方が著者の本。
自発性とか、思わず人が自らやってしまうことについて考えたくて読み進める。
「よくある一般論のようなもの」に判断を預けて、自分の思いや、感覚を控えていると自らの衝動を探すことは難しいという話。大学生の頃に読んでおきたかった内容。
「暮らしは、ことばでてきている」(発行:言葉の遊び場)
自分が言葉をどう扱うか、どのようにコンテクストを編んでいくのかとか、そういうことが書かれていて、何かを伝えることが日常に組み込まれている以上何かしらの伝達手段を持って自らを表現することが当たり前なのだけれど、それにどこまで自覚的になれるだろうかと思う。 メタ認知というか、自分がどういうように言葉を使いたいのか。他者からどのように扱われたい、思われたくて言葉を伝えるのか。
「海のまちに暮らす」(著:のもとしゅうへい)
海の近くに将来住みたいと思っている人間なので、タイトルに惹かれてずっと気になっていた本。
真鶴に移住してからの暮らしのこと、旅をした時のこと、そこにあることを描写する言葉がとてもいい。 目の前にあるものを丁寧に拾っていくような言葉の使い方に、終始たのしくなって読み終える。暮らす場所を変えることの寂しさと、前に進んでいくしかないような期待。そんな昔のことを思い出す。
「楽しい話のときはわたしも呼んで」(著:岡)
家族との関わりや、仕事のこと、読んでいると日常が明るく感じられるような内容でたのしい。
読み進めていくたびに家族を築くことのすごさと、読んでいるだけで明るくなる気持ちを感じる。
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