ZINEの記録①「働くと暮らすのあいだ」
※ZINEを作るための備忘録
「働くこと、暮らすこと」をテーマにZINEを作ろうと思ったのは、「プルーストを読む生活」という本を読んだことがきっかけだった。
偶然読む機会に恵まれたその本はページ数が750p以上もあるとんでもない分厚さの日記だったのだけれど、めちゃくちゃ読むのが楽しくてほぼ毎日読んでいた。
その本に出会ってから、さまざまな本が世の中にはどうやらあるらしく、個人で出版することもできるZINEという形態の本があることを知った。
これまで読むことがなかった本や、書店に出会うことを通して、うまく考えを深められなかったテーマについても思考を整理する機会を得た。
「本を読むことは、違う角度を通して現実を見つめ直すこと」というようなことを本を読んでいた時に気付かされ、考えることが得意ではない自分と相性がいいものだと確信した。
それなら、ずっと悩んでいるこれからの生き方について本を作ることが考えを深める機会になるかもしれない。本を作ることは一度挑戦してみたいことでもあったし、思い切ってZINEを作ろうと思った。
生きること、働くこと、暮らすこと。
それぞれのバランスを保ちながら、ちょうど良い間を探す思考。
「働くと暮らすのあいだ」を問う本を作ろう。
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