見出し画像

2023/11/30

今日で11月が終わる。
11月が終わるということは当たり前のように12月に切り替わるということで、今年がもうすぐ終わる。現実が直視できない。
毎年同じことを考えては、当然のように一年が終わっていくのだけど、この感覚はいつになったら慣れるのか。

11月は色んな人に会いに行ったり、遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったり、仕事もたまにした。休みの日が予定で埋まることなんてここ数ヶ月あまりなかったけれど、ありがたいことに色んな話をしたり、聞けたりしてたのしかった。特に海を見れたのが内陸県民としては満足。今年もほとんど思い残すことはない。

旅をすること、現在地から移動することで身体的、精神的な変化を伴うという話をDESIGNEASTというイベントで聞いた気がする。詳細はもう何年も前のことなので覚えていないけれど。
身体が「移動」することによって、視点が動かされ、風景も変わり、運動を伴って条件が変わる。いつもいる場所、変わり映えのしない場所では安全と安心を確保できるが、変化する刺激が少ないので思考や価値観が固定化されてしまう…みたいな話だっただろうか。
ワーケーションとか、まさにそんな感じの取り組みだと思う。
「移動」することによって物理的に変化させることが、11月の僕だった。色んな場所に行ったり、普段会う機会がない人と話したり。たぶん、10月の自分とは違った思考になっている。自分探しとはまた違う、色んな要素が混じり合っていく感覚が旅をすると身体を巡っている。一年が終わる前の経験としてはとてもいい。

今日は久しぶりになんの予定もない日だったので、一日中家にいた。朝から晩まで。
本は読んだり読まなかったりで、最近仕事で関わっていた茶道について、図書館で借りた本を読んでいた。対談形式で面白い。今度、岡倉天心の「茶の本」も借りようと決めた。
「プルーストを読む生活」も少しだけ読んで、面白かったのだけどいつもより本を読むのが気怠くてすぐに閉じてしまった。続きが気になる。この本を読んで知ったfuzkueさんにめちゃくちゃ行きたい。でも東京にしかない。辛い。
キャッチコピー?である「本の読める店」という言葉が素敵。本はどこでも読めるものだけれど、本を読んで過ごすために特化したお店で読んでみたい。
周りのことなんて気にせず、自分の好きなもので溢れた、静寂な空間で読書がしてみたい。
地元にもつくってくれんか。いつか自分で作れたらいいな。とか妄想しながら日中過ごしていた。

12月になったらいやでも今年が終わることを実感させられるので、心が忙しくなるのがこわい。穏やかに今年も終えられますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?