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2023/11/26

柿内正午さんが書いた「プルーストを読む生活」に触発されて、日記を書くことにした。
この本、700ページ以上ある日記で、本棚の中で1番幅をきかせている。今月初めに購入してまあまあ読み進めているのだけれどようやく半分を過ぎて折り返した。
読みたい本の続きがまだまだあるのが嬉しい。

柿内さんのように面白い文章も書けないし、本は好きだけど詳しくもないし、めちゃくちゃ読むわけでもないのだけど、日々の記録として、感じたことや、得たものを書いていこうと思う。

ー11月26日ー

11月ってこんなに寒いの…?と思いながら、昨年の今日の気温を見ていると今年のほうがめちゃくちゃ寒くて笑えない。
暑いより寒いほうが好きではあるけれど、もうちょっと段階を踏んでほしい。たぶん毎年思ってる。

昨日はイベントのお手伝いに行っていろいろ運んだり、子どもと遊んでいたので若干筋肉痛で身体が鈍い感じがする。20代も終わろうとしているけれど、子どもの体力についていける気がしない。保護者の方々はすごいと尊敬の念を禁じえない。

お手伝いしていたイベントの中では色々なコーナーがあったのだけど、そのひとつに自分たちが持ってきた本について語るコーナーもあった。僕が持っていたのは永井玲衣さんが書いた「水中の哲学者たち」という本。永井さんの文章は文字通り水のように流れてするすると頭に入るし、無理なく思考のスイッチを押してくれる。
購入してから1年以上経つけれど、未だに読み返すお気に入り。
紹介の順番が回ってきて、本のどこに魅力を感じて、どういうところがお気に入りなのかを話すのだけれど、全く伝えられている気がしない。こんなにも好きな本なのに、いざ伝えようと思うとめっちゃ主観的になるし、言葉も自分本位になるのでもうほんとにゴメンという感じになった。本当に面白いんだよ…今度は前日から仕込んでくるからさ…と思いながらも、他の人の話を聞いていると自分の至らなさも知らず知らず忘れていた。人が好きな本の話聞くの面白い。

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