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【前編】ガチ恋客とクリスマスデート

あけましておめでとうございます。ふろたんです。
知らない方のために、私はソープで働くアラフォーです。

前回ひょんな事からガチ恋客とクリスマスデートをすることになってしまった私。
本来ならば「今年の汚れ今年のうちに」というように去年の忌まわしき思い出を新年に引きずりたくないところだけど、一部の男児マニアからnote書いてください!との声が寄せられたため、だれかの笑顔に繋がるならば筆を執ろうかといったところでございます。ただ起きた出来事を羅列していくだけだけですけど。

いざデート当日

いよいよクリスマスの朝。9時に起床。
ベッドから出られない。いや出たくない。
ちなみにこの時点でどこに行くかを知らされていない。
何度も問い合わせたが「夢の国」へ連れていくの一点張りだった。
ただディズニーではないらしい。

私の最悪の想定としては山奥に連れていかれ山小屋に監禁され性奴隷にされたのち殺害されるというものだった。最悪の想定をすることによってこのあと起きる出来事への幸福度を高めておこうというネガティブなのかポジティブなのかわからない私の常套手段である。

にしても夢の国を連呼して自らハードルを限界まで上げる男児に少なからず好奇心はくすぐられた。相当自信があるのだな。
乗り掛かった船だ、どうせなら期待してみよう。

重い腰を上げ支度をして集合場所であるお店へ向かった。
※ソープの店外デートはお店集合お店解散が基本です

待ち合わせ

集合時間の10分前に到着したら、そこにはすでに男児の姿が。

男児「ふろたんちゃん、遅いよ~。悪いけどぼく時間にはうるさいからね。さあ早く早く!」

10分前に到着したにもかかわらず遅刻者のような扱いを受けてだいぶ腑に落ちなかったけどまあいいや。
ちなみに男児は30分前から着いていたらしい。はっや。

男児の服装は真っ赤なダウンに白のパンツ。


LINEで送ってきたファッションショーはなんだったんだ…


デート開始

「とりあえず着いてきて!」軽快な足取りで歩きだした男児についていく。
駅方面へ。

道中にこのデートがどれくらい楽しみだったか?しつこく聞かれた。

めんどくさかったので「小学校の遠足くらい」と答えておいた。
私の回答に男児はご満悦だった。けっこう良い例えだったんだな…


駅に着いて電車を待つとオシャレをした男女がチラホラ。
幸せそうだ…くぅ…
あんた達ねえ!当たり前じゃねぇからな!その状況!


私を見ろ。クリスマスにこの有り様だ。

男児「まわりから見たらぼくたちもカップルに見えてるかな?いや夫婦か!」

私「どうだろうね🤔」

実際はカップルでも夫婦でもなく、ツイッターでガチ恋客を晒してるソープ嬢と晒されてるガチ恋客なんですが…



向かった先は…

電車に揺られながらも向かう先は皆目見当もつかずただ身をゆだねる。

乗り換えもあり30分くらいたったころかな、なんかめっちゃ混んでるんだけど。いくらクリスマスといってもごりごり都内でもないのにこの混み方はなんなんだ。

なんか新聞持ってるやつたくさんいるー!察しの悪い私でもさすがにわかったよ。競馬場だわ。

ところが男児はまだバレてないと思ってんのよ。電車内に競馬新聞持ってるやつたくさんいるのに。

男児「デートではけっこう意外な場所だよ🤭びっくりすると思うよ」

うん、通常ならな。
もうこの状況からしたら一番順当な場所が競馬場なんだわ。
早くそっちからタネ明かしてくれ!気づかないフリも限界があるから!

電車内もみんな馬の話をし始めていて耐えれなくなった私が

私「もしかして競馬場?」

男児が無言で口角を上げながら私に向けて指を鳴らした。

いや正解の仕草なんか腹立つな。


そんなこんなで競馬場の駅で降りて、人がごった返す中競馬場へと向かうのであった。

続く(のか?)



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