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コインランドリーと自分の時間の話。

タイトルそのまま。

雨も続いているし、明日は夜から出かける用事があるので、なかなか洗濯物が干せない。ということで、実は今、コインランドリーに来ている。

自宅から最寄りのコインランドリーまでは少し遠いため、クルマを使ってやって来た。地方都市なので駐車場もそれなりに広く、乾燥が終わるまでクルマの中で待つこともできる。これぞ「自分だけの時間」を堪能できるというわけだ。

妻には率先して「あっ、洗濯物乾かしてくるから。先に寝ててもいいよ」と申し出て、「えっ、こんな夜に悪いね。ありがとう」なんて感謝されながら、こうして自分だけの時間を確保した。コインランドリーに着くまでは「乾燥が終わるまでの間、何しようかな。缶コーヒーでも買ってそれを飲みながら読書したり、ネットサーフィンしようかな」と心を躍らせていた。

で、いざコインランドリーに到着して、家族四人分の大量の洗濯物を乾燥機に入れ、お金を支払って、60分間の自動乾燥モードをスタート。そうしてクルマに戻る。さて、ここからは、私のための私だけの時間。

だが、ふっと気が付くと、既に乾燥終了までの時間は、残り10分ほどになっている。

えっ…?
一体何が起きた。

どうやらクルマに戻って運転席のシートを倒して、少し横になった瞬間、眠ってしまったようだった。あっという間に、もう50分が経過していたのだ。マジか…。

というわけで、残りの時間で悪あがきをして、こうして note を更新してみた次第。

それにしても、あれだけ楽しみにしていた「自分だけの時間」なんていうものは、日々の疲れと眠気の前では、全く無力な存在に過ぎなかったということなのか。いや、むしろ肉体的にはこうして僅かな時間だけでも睡眠をとりたがったと考えると、それが本能的に求めていた行為であって、最も正しい時間の使い方だったりして。

あっ、乾燥終わった。それではまた。

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