Stick it to The Man !!

「ぜひ観てみて、スクールオブロック」

っとお勧めしてもらったので観ました。
「スクールオブロック（原題：The School of Rock）」

ジャック・ブラックさん演じる熱すぎる情熱を持つ男、デューイが超個性的で"クール"。強烈なインパクトを残してくれます（笑）。生徒役の俳優さんたちも皆さん、個性的。観ていてわかりやすい、爽快な作品でした。

ストーリーはよくあるパターン、っといってしまえばそうなのですが、そんな些細なことは気にせず、とにかく一緒に楽しめばいい！っと思います。

デューイ、ロックを本当に愛していて、愛する情熱が熱すぎるためなのか、所属しているバンドでは自己中心的なふるまいが過ぎてしまい、観客からも自身が所属するバンドからも受け入れてもらえません。本当にロックが好きで好きでたまらないのに、受けれてもらえないところが切ない。好きなことで拒絶というか、受け入れてもらえないことって悲しい。

ダイブするも受け止めてもらえず、このあと失神

厳格な校風で窮屈な思いをしている子供たちに対し、ひょんなことをきっかけにロックを教えるようになります。最初、子供たちは戸惑ってしまうのですが、デューイは子供たちからの問いに対して真っ直ぐに答え、時に都合の悪いことは聞き流したり、話しを中断させたりはするのですけど、子供たちからネガティブな発言があっても必ず"いいところ"をユーモアたっぷりに教えてくれる姿が最高に"クール！"でした。

子供たちへロックを教えていて、デューイは自分勝手だったところが削げ落ちて一緒に音楽をやっている仲間を大事に。子供たちは何でも受動的だったところが不平不満を抱えつつ我慢するだけではなく、やることはやって且つ自分たちが何をしたいのか、能動的になっていく、そんな成長していく姿が清々しくて、観ていてどんどんワクワクしてゆくのです。

デューイのどんなことも否定しないところとか、大好きなロックで子供たちとのきずなが深まっていくところ、音楽の力や本当に好き、愛してやまないことを共有して、さらに大きなみんなで「スキ！」になるところが、とってもいい～。

とっても楽しい作品でした、お勧めしてくれてありがとう～。