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映画 | コラテラル

映画「コラテラル」を観ていました。
本作で殺し屋ヴィンセントを演じるトム・クルーズさんは…と教えていただいて、観たかった作品。教えていただいてよかったです、こんなトム・クルーズさんを観ることができるとは…うれしい。

タクシー運転手マックスがたまたま客になった殺し屋ヴィンセントに脅され、5人の標的のもとへ殺し屋を送り届けなければならなくなってしまい…というのが大雑把なあらすじ。

運転手と殺し屋
脅され、従わされ、マックスが何を言っても、ヴィンセントはことごとく論破或いは否定し、服従させます。力で蹂躙し続けるのかと思いきや、マックスがタクシー会社の上司から無線で一方的に責められた際にヴィンセントが割って入り、検事になりすましてその上司を徹底的に追い込み、黙らせてしまう。黙らせたあと、マックスへ罵声を浴びせるようけしかけ、言わせるシーン。すっきり!

マックス、長年抱き続けている夢があるのですが、実現までには至っておらず、目途もたっていません。ヴィンセントは標的から標的へ移動している車中で交わす会話や巻き起こるできごと、それらの"事実"をマックスへ突きつけ続けます。言われっぱなしだったマックス、ある事実をヴィンセントに知られてしまい、自身への羞恥心からか衝動でとんでもない行動を起こしてしまいます。(あ、〇ぬ)と思いましたが、ここからちょっとづつ変わっていくのです。

やり込まれてしまうばかりだったのに、ヴィンセントがはっとさせられたり、考え込まされたり、感心したり、段々バディのような関係性を感じる部分がちらほらと。マックスが撃ち殺されそうになったら咄嗟にヴィンセントが相手を射抜いたり、ヴィンセントに撃たれてしまう危険性があるのに歩み寄っていったり…それぞれがみせる表情や仕草が"粋"。


コヨーテが横切るシーンが好き、お気に入りです。
※ちょっとのシーンなのですが三カ月もかかったらしい!

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