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チャップリンの兵隊さん

今日は少し早めに仕事が終われたので、チャップリンの「担え銃(原題:SHOULDER ARMS)」を観ていました。

サイレント作品を観るのは初めて。戦争風刺コメディなのに何というか、安心して観ていられます。

チャップリン演じる兵隊さんがポンコツ過ぎで、観ていて笑いっぱなし。回れ右ができなかったり、うまく行進できなかったり。普通、こんなに何もかもできないと教えるほうはイライラするんじゃないかと思うのですが作中、指導されている兵隊さんはそんなことなくて、きちんとこうするんだと実際に自分がやってみせているところが、印象に残りました。

色んなひとのレビューなどみていると、同じような方はいなかったからちょっと変な感性かも…。

あと、色んな兵隊さん宛てに家族だったり、恋人だったりから郵便物が届くのにチャップリンだけ届かなくて、他の兵隊さんの楽しかったり、嬉しかったりしている姿をみているところをみて、すっごく切なくなりました。このシーンは切ない、凄く寂しくて辛かった。

チャップリン、この作品を制作していたころは20代、なのですね。若いっ!!一々、動さや仕草、表情、目力などの表現力が作品に出演されている俳優さんたちのなかでずば抜けていて、観終わったあとにこうして振り返ってみると凄い俳優さんだったのだなぁとつくづく感じます。


「街の灯」を観てみたいのですけど、ストリーミングサービスでは提供されていないようなので、レンタルで借りるか、買うかしたほうが早いかな。

お勧めしてくれてありがとー(>_<)。

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