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神仏習合はありえないことです。なぜなら、神道と仏教の存在意義は全く異なるからです。

 では、神道しんとうとはなにか。神道の奥義書は『古事記』ですが、それは鍛錬の指南書です。『古事記』には八岐大蛇やまたのおろちと同時に草薙剣くさなぎのつるぎも併記されています。それは同時に忍法と武道をも暗示しています。

 とんでもない解釈だとお思いかもしれませんが、例えば草薙剣が予言した歴史が北条早雲のそれだと見抜き、天叢雲剣あめのむらくものつるぎの予言が織田信長だと見抜き、かつそれらの歴史に精通していれば、その時点で忍法と武道の結びつきが理解されるかと思います

歌川国芳画

 北条早雲に関しては、ヤマトタケル、火、幕府申次衆ばくふもうしつぎしゅう相模の国さがみのくに、風魔一族などの絡みを読み解くと謎がひも解かれるでしょう。

 さて、神道の世界は修験道しゅげんどうに端を発する武道と忍法の世界でもあるので、その真髄は肉体行を伴う自己錬磨の世界と言えるし、実際、神界は名人たちと達人たちが集う世界である。

 一方、菩薩界は鍛錬、修練のような答えのある知識などの有形を求める世界ではなく、無形の創造力を求める、より高格の世界であり、その指南書が仏教になる。

 つまり、寺社仏閣といっても、その存在意義は全く異なるわけです。例えば、菩薩界から降臨されたと推測されるアインシュタインは次のような名言を残しています。「創造は知識より重要である。知識には限界があるが、創造は世界を包み込む」

 だから、仏典の奥義書である『般若心経』には「照見五蘊皆空しょうけんごうんかいくう」という文字が記されている。五蘊とは五感のことである。広義に解釈すれば、五感も時間もなく、当然、知識なども空(空虚:無)である、となる。

 このことを理解するのは難しいかもしれないが、天才は知識などなくても、例え学歴が皆無だったとしても、前代未聞の大発明をなしとげることはできる。

 むしろ、常識的な知識は邪魔になる。だから、知識に秀でたエリートたちが創造(発明)の世界で芽を出すことはむつかしい。ここを理解できるならば、あなたは天才の影を踏むことができるかもしれないが、理解が及ばなければ、あなたのランクは、世の愚人たちに天才と評価されているだけの凡人にすぎないとなるかもしれない。そこで、本当の天才とはどういう人たちなのか。その実例の一端を紹介してみたいと思います。

現在の天才たち:五感も時間も吹き飛ばす完全断食と没頭力の凄さ。

 断食力と没頭力の凄さをまざまざとみせつけてくれるのが、ロボット研究の第一人者である古田貴之氏です。彼は研究に没頭している間は1週間でサンドイッチを3個ほどしか食べない。そのおかげで、1か月すると体重が半減してしまう。

激レアさんを連れてきた

 その断食力と没頭力によって、彼は「時間」を吹き飛ばすことができる。彼は「食べない」ことの効用を幾つか述べているが、完全断食は相当に危険な行為なので、普通の人にはお勧めできない。画期的なネジである、「緩まないネジ」を発明したネジロウの社長である道脇裕氏も時間を吹き飛ばせる天才である。

リクナビnext

 『般若心経』に「照見五蘊皆空」と記されているように、五感も時間も吹き飛ばせるのが天才という名の菩薩の力です。(そもそも、ほとんどの人は菩薩の意味さえ知らない)。彼の学歴は小学校中退である。発明(創造)に学歴は必要ない。そのことを思えば、「○○卒です」とマウントを取る者たちのちっぽけさが痛感される。

カンブリア宮殿

 これは、彼のデスクです。既に、データーは脳に入っていて、その順番に書類を積み上げている。従って、書類の山を崩してしまうと混乱する。執筆は不要で、思いついた数式は画像にあるように、会社の壁に書き連ねている。既に、「発明に知識はいらない」と書いたように、「発明はロジックから生み出されるものではなく、天(宇宙)から降ってくるように湧き出るものである」と道脇氏は言う。

 とんでもない話のように聞こえるでしょうが、現実に、東京鉄鋼とペアを組んで、溶接(所要時間5分)なしで鉄筋を接続させるジョイント(エポックジョイント:所要時間30秒)を発明したが、東京鉄鋼の技術者たちが家に持ち帰って調べても、誰一人として、その仕組みを理解できなかった。それほど、天才が発明したものは桁外れなのです。

 後に大絶賛された「緩まないネジ(L/Rネジ)」を発明したときも、あらゆる商社や企業に持ち込んだが、「実績がない」というだけの理由ですべて否定されて、門前払いの仕打ちを受けた。

引用元:テレ東プラス

 日本の大企業といえども、有能なのはごく一部だけなのですね。大企業のサラリーマンの多くは、見た目は利口そうにみえても、その実、その他大勢(神界の下の一般霊界の住人:菩薩に比べて二段階下なので、なかなか、理解が追い付かない)にすぎないのです。

 ちなみに、道脇氏には、友達という概念がない。おそらく、過去も現在も友達を持ったことがないかもしれない。菩薩界においても、友達はいても、その数は一人か二人のはずです。友達が多い?群れるのが好きなだけではないでしょうか?深山にゆけば、ねぐらさえ持てない地獄界では超弱な亡霊たちが群れをなして暮らしていますよ。まぁ、あきれるほど騒がしいこと、騒がしいこと。群れるということは、そういうことです。

 しかし、ごく一部のサラリーマンが道脇氏の才能を見込んでパートナーシップを結んだ。その有能な会社の名は取引先10万社といわれる世界最大の鉄鋼商社メタルワンです。ちなみに、東京鉄鋼もメタルワンの取引先の一つです。

 道脇氏は、シャワーを浴びていて気づけば1時間経っていたとか、新幹線のホームで、やはり、気づけば3本、乗り過ごしていたとか、日常的に時間をすっ飛ばしています。

 没頭力が半端ないことは明らかですね。普通は、どこかおかしい、脳に異常があるのじゃないかと思いますよね。実際、一人では電車に乗らないと言うし、道に迷うことはしょっちゅうだし、「日常生活は、ほぼしていない」と言うに至っては・・・・・・。

道脇裕氏

 常に携えているのは「午後の紅茶」。衣服も靴も同じものを買いだめして使い続けている。う~ん、なんかそういう人いましたね。誰だったっけ?確か、女性でしたね。著名人であることは間違いないけど思い出せない。

 そのようなことをする理由は、唯一、発明すること以外によけいな頭と時間を使いたくないからだそうです。聖書にも書かれていますね。「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな」マタイ6章25節。

 取得した特許件数は500以上、依頼は常に20件ほどある。みんなが思っていることは『頭の中を見てみたい』らしいですけど、道脇氏が言っていたじゃないですか。「頭を使ったロジックではない」と、「天から降ってくる」と。皆さんは、ほんとに、この世のメカニズムを知らなすぎるんじゃないですか。

 日本における歴代の創造家NO1といえば、文句なしに織田信長でしょう。創意工夫の一番手は長槍です。槍術の名人なんていらないんですよ。なぜなら、信長には「槍で人を殺す」などという常識がないわけですから。

 敵を殺すのではなく、敵を傷つける。そうすれば、敵の戦力を大幅にダウンさせることができる。いくさは敵の首をあげるだけが能じゃない。戦いは、勝てばいいのですから。だから、槍術を使えない素人でも槍を使えるようにした。それが長槍ですね。突くのではなく、槍で叩け!叩いて敵に損傷を与えよ。決して常識(知識)には捕らわれない。これですね。

 次は、兵士に丸太をかつがせて行軍したこと。目的は、馬防柵ばぼうさくの構築ですね。つまり、土木工事です。兵士を土木工事に従事させた。これらも、これまでになかったことです。「常識?そりゃなんじゃ?お互いに、わかり切った同じことをやっていてらちがあくのか!」そういうことですね。当たり前のことばかりやっていては効率が悪くないか、ということです。

 最後に登場するのが、ご存じの鉄砲です。音が大きいだけの鳥脅とりおどし、鳥が驚くだけの代物しろものじゃないか。こんなので人を殺せるのかとあなどられていた鉄砲をいち早く取り入れたのが織田信長だった。目的は、敵を殺すことではない。これは長槍を採択したのと同じ理由です。

 当時の火縄銃は火薬力も弱く、弾丸も不揃いで、今の鉄砲のような効力を持っていなかった。利点は、槍や刀を使えない素人でも扱えるということです。だから、信長は鉄砲で敵を殲滅せんめつできるとは思っていなかった。鉄砲は敵に傷を負わせればよい、という程度の認識だった。それにも関わらず、武田軍は全滅した。「鉄砲ごときでか?」と信長は驚き、あきれたという逸話いつわも残されている(典拠は覚えていないけど)。

 このように、菩薩界の上位者、もしくは如来界以上の天界から降臨してきた一人だけでも、理解されない確率は高いけど、(信長も周囲からうつけとバカにされて何度も殺されかけている)、もの凄い戦力になることは明らかである。

人間の正体と死後の世界の真実を知らない人生の方向性は?|ふーりんゆゆゆ (note.com)

目次

序章  AIが語る死後の世界は多くの矛盾に満ちている

第1章 地上の主は誰か、人間の正体がわからなければ死後の世界は語れない

第2章 異なる二つの脳機能を持つ人類と頭脳に騙され続ける人たち

第3章 世界平和を願うことが愚かである理由

第4章 宗教とは何か、宗教がなくならない理由

(4-1)宗教がダメな理由

(4-2)肉体の死後、転生していた魂はどうなるのか

(4ー3)神仏習合はありえない。なぜなら、神道と仏教の存在意義は全く異なるからだ

第5章 天才への道:五感も時間も吹き飛ばす完全断食と没頭力

第6章 宇宙論の奇妙さについての雑感と日本についての雑感









 


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