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花粉症をとても簡単に、かつ、速攻(三日)で治す方法

私は40年以上、風邪を患ったことはありません。それは、丹田呼吸法を実施しているからかもしれませんが、より重要なことは、極力きょくりょく、人工甘味料などの添加物を避けて腸内フローラを守っていたからではないかと思っています。

快眠快便なので、年齢も常に10歳以上若く見られ、肌もスベスベです。しかし、それなのに、花粉症を防ぐことはできません。朝起きるとくしゃみがでて、鼻水がでて、目が痒くなります。

毎日、お酢を大さじ2杯にヨーグルトと非加熱の取り寄せ天然蜂蜜も欠かさないので、免疫力には自信があるのに、なぜなのでしょうか。調べてみると、免疫力にもさまざまな種類があり、花粉症には花粉症独特の免疫力が必要なのだ、ということがわかりました。ちなみに、アレルギー反応は、大きく4種類あり、花粉症にかかわるアレルギーは I型アレルギーになります。

1950年代以前は花粉症患者は、ほぼゼロだった。なのに、なぜ、こんなに花粉症患者が増えたのかというと、原因は抗生物質にあるというのが、腸内細菌学者の小柳津広志おやいずひろし・東大名誉教授の説です。

普通は、「アレルギーを治すには原因食品を食べないことである」と思われていることが多いようですが、そうではありません。大切なのは、Tレグ細胞なのです。つまり、Tレグ細胞の働きを知らずに、花粉症だからといって、マスクをして花粉を避けていても花粉症はよくなりません。目が痒いからといって、目薬を差していても根本的な治癒にはつながりません。

また、「花粉症はアレルギー体質の人がなる」と言う人がいますが、これも、間違いです。なぜなら、すべてのアレルギーは1950年代に抗生物質が使われるようになる前は、ほとんどなかったからです。

T細胞(Th1細胞)はウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃する司令官で、T細胞(Th2細胞)はIgG抗体を作らせて侵入した細菌を攻撃する司令官ですが、これがI型アレルギーを引き起こします。

Th1とTh2がバランスよく存在すると、I型アレルギーは起こりません。Tレグ細胞はTh1とTh2のバランスをとります。つまり、Tレグ細胞が免疫寛容を行うのです。Tレグ細胞は大腸で増えます。

よりはっきり言えば、酪酸菌らくさんきんが作る酪酸がTレグ細胞を増やします。ですから、抗生物質で腸内フローラが攪乱かくらんされても、フラクトオリゴ糖などの食物繊維をたくさん食べてTレグ細胞を増やせば、アレルギーは発症しないのです。

花粉症を治せば、アルツハイマー病も治る

花粉症の人はTレグ細胞が少なくなっています。Tレグ細胞が少ないと脳の免疫細胞のミクログリアが神経細胞を攻撃するようになります。これがアルツハイマー病の最終段階です。

つまり、Tレグ細胞を増やせば、ミクログリアの攻撃を抑えることができ、アルツハイマー病も阻止できるというわけです。大腸の酪酸菌を増やせば脳の炎症が抑えられ、常にリラックスした状態になり、結果として次のような長寿と結びついてゆきます。

花粉症が治れば、長寿も期待できるという理由。

腸内フローラの研究で有名な辨野義己べんのよしみ博士は、その著作の中で「100歳まで元気で長生きしている人の便は酪酸菌を大量に含んでいる」と書いています。百寿者はすべて、大腸の酪酸菌が多く、全身の炎症が抑えられているようです。慢性炎症のある人は、すべての臓器の老化が進むということです。

酪酸菌を増やす食物繊維は、根菜類や葉物野菜に含まれている。

引用元:X.com

ところが、シメジとレタスとゴボウ以外を除いて、これらは私が日々、食べているものです。外食をしなければ、通常は玄米食ですし、海藻類とタマネギ、イモは意識して摂取しています。ということは、これらを食べても酪酸菌は増えないということなのです。こういうところが、ネットで調べることの落とし穴になります。

そこで、小柳津広志おやいずひろし・東大名誉教授の「毎日、ゴボウを食べれば花粉症は治る。100%治すためには大量に食べる必要がある」という説を思い出し、そういえば、ゴボウはあまり食べていないな、と考えて、スーパーに行って、「きんびらごぼう」のパック(85グラム)を購入してきて、3日間食べてみました。

「1日で治る」という書籍もありましたが、1日では無理ですね。目の痒みはなくなりましたが、鼻水は出てきましたからね。でも、3日食べると、くしゃみも鼻水も目の痒みもすべてなくなりました。「凄い」の一言です。完全に治し切るために、しばらくは食べ続けます。花粉症にお悩みの方は、ぜひ一度、お試しされてもよいのではないでしょうか。



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