珈琲舎 雅 福島市

8月某日。夏真っ盛り。
夏休みを奪取し、高速バスで県外へ足を延ばす。
福島市内を回るももりんという循環バスにお世話になりながら福島県立美術館へモネに会いに行ってきた。
要約するとモネ以外の画家に魅了されて、珈琲が美味しい旅って感じだった。
なので、珈琲の話をさせてくれ。

降り立った福島駅前はきっと高速バスの出発地点より暑いのに、なぜか嫌じゃない暑さだった。
ビルが少ないから?
…いや、労働という現実から解放されたからだな、絶対。

珈琲舎雅

あまり知識を入れずに突撃した方が面白いと思って行ったのだけど、とにかく「一人の時間を楽しむ場所」と書かれていて、1人で行くけど場違いだったらどうしようとほんの少しの不安を左手に握りしめてた。

いざ入ると、豆を買いに来る人やお得意様が多いようで。
私が珈琲の香りや作業音に足をぶらつかせて遊んでいると次々に来客があって静かながら賑わいのある場所だった。
ブレンドの数も多く、シングルオリジンもたくさんあった。気がする。
(クチコミなんかで見かける“種類が豊富”の基準が分からないからあいまいな表現にしておく)

店内ではブレンドの風(中煎り)とプルミエという初めましてなクルミ入りのお菓子を食べた。
クルミの油分と珈琲ってとてもよくてさあ…。

豆は4種(庭、雅、葉月、エチオピア・モカ)を買った。
特に8月のブレンド「葉月」が美味しかった。
このところずっと浅煎り~中煎りを飲んでいたのでしっかり深煎りを夏に出すのも素敵だなと思いました。
アイスでも美味しいブレンド。

帰ってきてから調べてみれば、隣のカフェは仲間らしかった。
隣のカフェに間違って入らないように!私は豆屋へ行くのだ!!と勇んでいたのだが、なにやら仲間だった。
私、パンもちょっと頭がおかしいくらい好きなので次はお隣のカフェROCCIA(ロッチァ)さんにも行こうと思う。


なお、クルミと珈琲のことを考えていたら以前に行ったこちらのカフェも思い出したので載せておくぞ。

光原社 可否館

ここのクルミクッキーも美味しかったよってことで。
普段なら並ばないけど一人じゃなかったので並べたよ。
カフェだけでなく、世界観素敵な場所なので心に余裕がある人はどうぞ。