3年間の空白
3年ほどの間、このnoteを更新しなかった。
新婚旅行でスリランカを訪れた直後、コロナの感染が始まった(ちょうど3年前の今日、国内で新型コロナウイルスが発見されたらしい)。
緊急事態宣言、ステイホーム。
その中で新しい趣味ができ、ネット上の交流が生まれた。
実の父が亡くなった。
ほどなくして妊娠が判明した。だから引っ越しもした。
ロシアとウクライナの戦争が始まった。
その数日後、娘を出産した。
こうして文字にしてみると、世界全体でみても個人としても、激動の3年間だったように思う。
・・・
実は別の場所でずっと文章を書いていたのだけど、新年を良い契機として、noteを再開しようと決めた。
「コロナ禍」という状況が常に背景にあった3年間。私自身も、なんとなく非常事態のような気分が続いていた。人との出会いや別れが繰り返され、仕事と働き方も常に変化しつづけ、ずっと落ち着けなかったのだ──と、振り返ってはじめてわかった。
このnoteは私が本名で書いている。自分の頭で建築について考え、それを自分の言葉で発信するために始めた(のだろう、たぶん)。
つまり更新しなかった3年間の空白は「『自分』という人間のアピールを後回しにしていた期間」を意味するのかもしれない。非常事態でそれどころじゃなかったとも言える。
娘がちょっとだけ人間らしくなってきた今、そろそろ自分を強化してみたい──いや、しなければならない、と感じている。
目標を立ててその通りに実行するというのがちょっと苦手な性分なのですが、今年はnoteを頑張って書いていこうと思っています。
久しぶりにタイムラインを見てみると、3年前と変わらず更新を続けている方もいて、尊敬と安堵の入り混じった眼差しで眺めています。
noteの使い勝手も向上しましたね。著名人でもnoteを書いている方がずいぶん増えたなという印象です。こんなに素晴らしいサービスを継続して使えるのは、嬉しいことです。
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