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こんにちは!
駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。
6月に入るといよいよ全国的に梅雨入りを迎えますね。雨の日の多い時期になりますが、6月はジューンブライド(Junebride)の時期でもあります。この時期の旬のお花のお話を致します!

ジューンブライドは実は1967年(昭和42年)頃から

「6月に結婚する花嫁は幸せになる」というヨーロッパの神話からの言い伝えや、農作業がひと段落する気候のよい時期であった為ということだそうです。

日本での結婚式が多い時期としては、やはり気候のよい春と秋になりますが、6月は梅雨時期になり、閑散期に入ってしまっていたブライダル業界が、この月にちなんだこのジンクスを日本へ持ち込んだそうです。現在でもジューンブライドは根強い人気を持っています。

ブライダルブーケのお花

そして、日本のこの梅雨時期には、ブライダルブーケにもピッタリなお花が数多くあるのです!

まずは、梅雨の代名詞アジサイですね。それから大輪咲きの素晴らしい芍薬、香りの素敵なユリ、種類の豊富なバラ、可憐なクレマチス、どれもブライダルブーケに使えるというのは、白色の種類があるからなのです。蒸し暑い時期に爽やかな白色の花は本当に癒されます。さらに、ブルーやピンクなどのバリエーションも豊富で手に入りやすく、とても使いやすいものが多くある、さらに、花業界の一大イベント母の日が終わっていて、夏を目の前にしていることで、価格や生産量が安定しているのです。ジューンブライドのブーケは、花屋さんにとってはとてもありがたい存在です。

しかし、ブライダルブーケは普通のブーケの扱いとは全くことなります。残念ながら6月だからブライダルブーケが安いということにはならないのです。それはブライダルブーケが特別な性質だからなのです。つまり、花嫁が1日の間持つ特別なブーケの為にお花の質と量、そして準備する日数や労力が必要となるからなのです。

バラのブーケ
カトレアのブーケ
カスミソウのブーケ

私もその昔、会社の先輩からブライダルブーケを頂いて、「こんな綺麗なブーケを作りたい!」と思い、お花を習い始めたのです。持ったことのある方はおわかりかもしれませんが、普通の花束とは全然違ったのです!ずっしりと重い花束・・・花嫁はこれをずっと持っているのかとびっくりしました。実際はずっと持っているわけではなかったですが・・・

普段のお花

さて、6月はブライダル需要があるとはいえ、お花の価格が比較的落ち着く時期でもあります。ちょっと豪華な芍薬やバラも手ごろにご自宅に飾ることが出来るでしょう。いつもは輸入の高いアジサイしか出回っていませんが、この時期でしたら、国産のアジサイもお安く手に入るかもしれません。また、ブルーベリーやフサスグリなどの実のある枝物も出回ってきます。明るいグリーンがお部屋を爽やかにしてくれます。

そして、この時期になると、ドウダンツツジやスモークツリーなどの大きな枝物も手に入りやすくなります。春の時期とはまた違った生花を楽しむことが出来ます。その季節の花が一番長持ちするものです。ぜひ6月の旬花を飾ってみてくださいね。

ドウダンツツジについては下記の記事も見てみてくださいね

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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