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時計で暮らしを整える


自宅に時計はいくつありますか

家の中にあるもので、毎日必ず、しかも一日に何度も見るものと言えば、“時計”ではないでしょうか。腕時計やスマホ、テレビやパソコンなどで確認することも多いので、もしかすると家の中に壁掛け時計や置時計を置かずスッキリと生活されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

我が家では、私の独断で家中に時計を置いています。ちょっと数えてみると、壁掛け時計はLDKに1つ、置時計はキッチン・洗面所・ダイニングの棚・テレビボードの端・子供の遊びスペース・子供の学習机に1つずつあるので、計7つ。トイレやお風呂は、リモコンの時計表示で確認するので時計は置いていません。子供たち用の個室にする予定の部屋については、まだ使っていないのでその部屋には壁掛け時計を取り付けていませんが、使うようになったら必要かもしれませんね。特別多いつもりはないのですが、各ご家庭の時計の数がどのくらいなのか、少し興味がありますね。

洗面所の時計
リビングの壁掛け時計

時計の歴史を知る

時計の歴史について読んだことがあるのですが、もとはメソポタミア文明あたりまでさかのぼるそうです。農作物を育てて、いかに豊作にして村を栄えさせていくか。そのためには季節や時間を知ることが必要だと考えたことから始まるとか。

もちろん今のような時計ではありませんから、最初は日時計。曇りや雨、建物の中では分からないという欠点があるので、その後は水時計が登場。ただしこれも、凍ってしまったり蒸発したりするので、次はロウソクや線香、ランプなどを使った燃焼時計へと変化していったそうです。そして、その後登場したのが、砂時計。やっとたどり着いた感じがします。ここからどんどん進んでいったのですね。

視覚タイマーで集中力アップ

砂時計と言えば、子供達で年中さんから小学校4年生になるまで続けていたそろばんの練習をする時に使っていました。学習用のストップウォッチを使うようになるまでは、好きな色の砂時計をそれぞれ用意して。あとどれくらいかはっきり分からなくても、半分経過したとか、あと少し!というが分かるわけですもんね。小さい子供たちにはちょうど良かったです。結局、その後砂時計を使わなくなったあとも、視覚タイマーを使っています。子供たちの学習机と、リビングのテーブルに置いています。私も、30分で必ず終わらせる!と何か時間を決めて作業を行う時には、視覚タイマーを置いて作業をします。集中力がアップしたり、絶対に終わらせてやる!という気持ちが強くなります。

目覚まし時計とスヌーズ機能

目覚まし時計はどうでしょうか。昔の、ベルが耳みたいに2つ付いているあのフォルムはかなり可愛いですよね。細い脚でまん丸い時計を支えている感じも含めて、レトロ感が最高です。

ですが、実際のところはスマホのアラーム機能で起きています。子供たち用に目覚まし時計を置いていたのですが、数年前に壊れてしまってからは置いていません。スヌーズ機能を使いながら、だらだらなんとか起きています。このスヌーズ機能で起きる方法、これって良いのか?!と疑問に思って調べてみたのですが、面白い研究結果を見てからは良しとして使っています。海外の研究でしたが、30分間スヌーズ機能を使っている成人を対象にした調査の結果、睡眠時間は6分減るものの、ストレスホルモンレベルや起床時の疲労感、睡眠の質に影響はなかったとのこと。すぐに起きるよりも、起床後の認知機能が向上した人もいたらしいのです。一発で起きられない自分が情けないと思っていたのですが、これを知ってからは堂々としたものです(笑)

見た目よりプログラム機能に惚れた時計

2年前くらいから使い始めた時計があります。見た目はよくある会社の時計という感じで、オフィスで使うと考えると大きさ的にも見やすさ的にも抜群なのです。ただ、一般家庭のリビングにはあまり合わないかも。可愛いとは言えないかな。そしてお値段も全然可愛くありませんでした。ではなぜ、それをわざわざ選んだのかと言うと、曜日ごと好きな時刻にチャイムやメロディを流せるプログラム機能があったから!子供たちの習い事がバラバラになったり、曜日が増えたりして、誰がいつ何時に出発するのかを管理するのが大変になってきたので、これを導入しました。

例えば、平日の朝は学校行くために家を出る時間の2分前に一度、出る時間にもう一度チャイムを鳴らす設定にしています。

7:38 そろそろよーの合図
7:40 出発よーの合図

習い事などは、曜日と種類に分けて設定しています。

16:25 あと10分で出るよーの合図(メロディ1)
16:35 出発よーの合図(メロディ1)
18:15 着替えてねーの合図(メロディ2)
18:20 出発よーの合図(メロディ2)

という具合に、習い事の種類、行く人によってメロディを変えています。

複雑なスケジュールを整える

夜もだらだらしてしまいがちなので、そろそろ寝る準備してほしいという時間に15分おき2回鳴らすように設定。「そろそろ寝なさいよー。」を何度も言いたくないので・・・時計のプログラム機能に頼っていたりします。

子供達もメロディが鳴ったら、面倒くさそうではありますが、「もうそんな時間かー。」とか言いながら勝手に動くことも多く、家族のスケジュールが複雑になってきたご家庭にはおすすめです。暮らしを整理することに繋がるかもしれません。

教えてくれたのは…

林 啓子(はやし けいこ)
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。


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