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「人にやさしい片づけ」ライフオーガナイズって?

ライフオーガナイザーきづきさんによるコラムも、vol.14を迎えます。
今更ではありますが、片付けのスペシャリスト「ライフオーガナイザー」とは何か、皆さんご存知ですか?きづきさんに詳しく解説してもらいました!

こんにちは!ライフオーガナイザーのきづきともこです。
 
私の肩書“ライフオーガナイザー”の語源である
「ライフオーガナイズ」という片づけを聞いたことありますか?
 
今や片づけ・整理収納関連の資格はいろいろあるのですが、その中でも私は「ライフオーガナイザー」という肩書で活動している片づけのプロです。
 
今回は、「ライフオーガナイズ」とはどんな考えで、どんなことをしているのか?ライフオーガナイズの特徴を分かりやすくご紹介いたします。


ライフオーガナイズは「自分に合う」を大事にする

ライフオーガナイズの意味は、「空間・暮らし・人生を俯瞰し、最適化、仕組化する技術」です。
 
ちょっと難しいですよね。かんたんに説明すると、自分のことをしっかり見つめて、自分に合う方法で、空間や暮らし、人生を整えていく、という片づけの技術なんです。
 
片づけというと、どうしても目の前の空間やものに目が行きがちですが、実は、「何のために片づけたいのか」が大事。「自分に合う」ことを大事に、ラクに片づく仕組みを作っていくので、自分らしい暮らしを実現していくことができるようになります。

「私は何が好きなのか?」「私がしたい暮らしはどんな暮らし?」「今優先順位の高いことは何なのか?」ライフオーガナイズはこんな問いかけからスタートするのが特徴です。
 
私自身、いつまでも暮らしがすっきりしないことにモヤモヤしていましたが、私と家族の大事にしたい暮らし方が明確になってからは、ものの持ち方や収納方法などもスムーズに決められるようになりました。

ライフオーガナイズは「捨てる」から始めない

片づけというと、よく出てくるのが「捨てなきゃ」「捨てられない」という台詞。もちろん、思い切って手放すことで快適になった!という実例はあります。
 
ですが、ライフオーガナイズの片づけは、「捨てる」から始めません。片づけサポートでも「捨てましょう」とは言いません。

じゃあどう進めるか?というと、ライフオーガナイズの片づけは「分ける」から始めます。それも、「要」「不要」の2択ではなく、「好き」などの感情やどのくらいのペースで使っているかといった使用頻度など、その人その人の価値観に合わせて、4つに分類していきます。
 
捨てることが苦手な方や、要不要で分けることが苦手な方でも、片づけの手が止まりにくいのも特徴です。

ライフオーガナイズは「利き脳」をヒントにする

ライフオーガナイズで収納の仕組みを作るときにヒントにするのが「利き脳」です。
 
「利き脳」とは、利き手と同じように無意識に優位に使う脳タイプのこと。右脳、左脳、インプット、アウトプットの組み合わせで4つのタイプに分けることができます。

自分の利き脳のタイプを知り、利き脳タイプに合う収納方法を知ると、「こんな方法が自分に合うのか~」ということが分かります。また、家族の利き脳のタイプを知ることで、家族に対する「なんで片づけられないの?」というストレスも減らすことができます。
 
私自身、片づけても片づけてもすっきりせずリバウンドばかりしていた頃は、自分の脳タイプと反対の収納方法を取り入れていたからだと知り、目からウロコが落ちたものです。家族の得意不得意の理解にもつながり、気持ちもラクになりました。

【まとめ】

ライフオーガナイズの考え方は、ものや空間の片づけだけでなく、時間の片づけや、心の片づけなどにも応用ができるライフスキルです。
 
ライフオーガナイズという「人にやさしい片づけ」のやり方を、心地いい暮らしづくりを目指したい多くの方に、知っていただけると嬉しいです。

教えてくれたのは・・・

マスターライフオーガナイザー / きづきさん

きづき ともこ

お気に入りの空間で、ワクワク軽やかな日々を送りたい
ライフオーガナイズで部屋・暮らし・自分自身を整えたい人を応援します
*マスターライフオーガナイザー
*ブログ「ライフオーガナイズで無理なく続くシンプルライフ」運営
*福山市&オンラインにて片づけ収納サポート、講座開催
*片づけ収納ドットコムライター


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