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ドライガーデンに挑戦

「ドライガーデン」と聞くと一瞬「えっ、どんなお庭なの」となってしまいますよね。
今回の駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラムは、「ドライガーデンに挑戦」です。
割と簡単に雰囲気が出せて、最近のカッコいいお家にもマッチしそうなお庭ですね!

こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

インテリアや家づくりにも様々なトレンドや好みのテイストがあるように、雰囲気の違った様々なお庭づくりがあります。


比較的新しい「ドライガーデン」

日本で昔から親しまれていたのは、伝統的な日本庭園です。日本各地の有名な庭園は主に寺院や城郭に付随するものであったり、豪族の邸宅の跡地などです。和風の植物、松などの庭木や庭石など自然の風景の一部を切り取ったものをお庭で再現します。
洋風なおうちでは、イングリッシュガーデン、ナチュラルガーデン、北欧風ガーデンなど、やはり建物の一部に自然の風景を取り込んだお庭です。

そして、比較的新しいものがドライガーデン(ロックガーデン)です。アメリカ西海岸、地中海地方やオーストラリア地域など乾燥した地域の景色を切り取ったお庭です。地面を石や化粧砂利などで覆い、配置する植物は直線的で尖ったものが多いです。植物を植えて、周りに大小の白系やピンク系の石を入れるだけで比較的簡単に作ることが出来ます。

あ、こんなの見たことあるかも。

ドライガーデンにおススメの植物

  • アガベ

  • ソテツ

  • ユッカ

  • アロエ

  • コルジリネ

  • ユーカリ

  • サボテン

  • パンパスグラス

  • セダム

  • エリカ

  • ヤブラン

  • ブラシノキ

  • オリーブ

  • ローズマリー

パンパスグラス
アガベ
ブラシノキ 花がビンを洗うためのブラシそっくり

ほんの一部になりますが、後半はお花をつけるものも上げています。
これらの植物は、乾燥に強い植物ですので、水やりの手間は少なく、成長が遅いものが多いので、樹形の管理がしやすく手入れが少なくて楽です。しかし、梅雨など雨の多い季節や冬の寒い時期が苦手なものも多いです。庭木にする場合は、外気に慣らしていき、場合によっては霜の降りる真冬は、カバーをしてやったりなどの手間も必要です。

お庭にスペースがなかったり、地植えが出来ない場合は、プランターで大きめの寄せ植えのように作ります。足元や鉢を隠すのに石を使います。マンションやアパートでベランダでのお庭づくりも出来ます。

おうちの中に入るのは、家族やその周囲の親しい人たちです。素敵なお庭を通って家を出入りするのも気持ちがいいです。そして、おうちの外はすべての人が見てくれます。お庭づくりも家づくりとトータルして考えられることをお勧めします。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


コンシェルジュのいる総合住宅展示場ふれあいホームタウン

ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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家づくりを考えている方も、そうでない方も、一度見てみてくださいね。