第186回勉強会
NPO活動はコロナで活動が制限されておりましたが、前回の総会でフィールドワークを前提とした勉強会を実施する方向性に舵を切った後の、キックオフに近い勉強会。
新メンバーや学生を含め10人が集まり、ささやかながらも、実のある時間となりました。
2022.06.21
1.勉強会とは
勉強会とは月に1回、コメンテーターを定め観光業界の表裏の様々な話を、約1時間学ぶ会。今回で186回目を迎えます。
上記の様に、多岐にわたる分野のスペシャリストがコメンテーターを務めました。
東日本震災の際も、震災月は中止となりましたが、翌月から再開している事がわかります。
勉強会を始めたきっかけは、学生に学びの場を提供したい、というお節介なおじさんたちの想いから。
暫くは東洋大学観光学部のサークルと連携し活動しておりましたが、コロナ禍でサークル活動が消滅し、活動拠点と学生、両方の糸途切れました。
そんな時に空から2本の蜘蛛の糸が…。
2.NPOを救った蜘蛛の糸1
NPOの創設者の長坂さんが30年位前、栃木県那須温泉のビューホテルで勤務していた頃、イベント業務等を委託していたビジネスマンパートナーSlapSHOT代表の柿沢さんに相談したところ、品川にある彼女が経営する飲食店"高輪蕎麦茶房''を拠点としてご提供頂ける事に!
蜘蛛の糸って、一生懸命やっている人の所に降りてくるものですね。
▽高輪蕎麦茶房ホームページ
▽SlapSHOTホームページ
3.NPOを救った蜘蛛の糸2
大学生との糸が途切れたままと思っていたら、私が30年勤めたJTBを退職し、人生100年計画のライフプランの一環として大学で勤務する事になり、ここでも糸が復活したのです。
活動に興味を持った学生3人が来る様になり、茨城県筑西市が学生向けに公募した、観光街づくりコンテストに応募する際には、NPOメンバーの爺軍団の口うるさいアドバイスを受け、3位に入賞出来ました。
4.今年度の勉強会の進めかた
勉強会する事が目的化しない様に、勉強会から本当の学びや思考を、得られる場にします。
今までは、月代わりでコメンテーターがお話をしてました。
良い点は様々な人の話が聴ける、悪い点はその場限りで終わってしまい、印象に残らなかったこと。
そこで今後は、コメンテーターが話す前月に、資料を読んで議論をしながらみんなで予習して翌月に望む。
その翌々月は、フィールドワークに出かける。コメンテーターと3カ月に渡り、参加者とコミュニケーションや議論を深めていく流れです。
やってみないとわかりませんが、楽しみです!
5.本日の勉強会
翌月のコメンテーターは、大宮観光ボランティア会の深津さん。
観光ボランティア活動について、お忙しい中事前に資料を共有頂き、全員で項目ごとに読み込み、素朴な疑問や皆さんの経験などを交えて、1時間強のディスカッションを行いました。
予習をする事で、次回の講演が10倍楽しくなった気がします。子どもの頃から予習をした事がない私は、気付くのが遅かったなぁと、今更ながら痛感…。
6.今後に向けて妄想
議論の中で、観光ボランティアを個人的に頼んだ事がありますか?と10名のメンバーに聞くと、観光業界経験者が多い為か、仕事で頼んだ事はあるが、プライベートで頼んだ経験がある人は、2人しかおらず、その2人はたまたまその場所にいたから頼んだ、という状況でした。
頼んだら旅は10倍くらい楽しくなるものの、どうやったら旅の行動様式の中に、観光ボランティアガイドが自然に溶け込むか、議論を重ねると新しい旅のプラットフォームが出来るのではないかと、妄想が始まってしまいました。
7.過去の勉強会情報
過去の勉強会情報はこちら↓
8.次回予告
日時
7/19(火)19:00~21:00
会場
高輪蕎麦茶房
東京都港区高輪4-24-38
コメンテーター
大宮ボランティアガイド会
久津清二様
参加希望者
樋口宛メッセージをください。
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