DJスタイル オムライス
今回のDJスタイルは「休日のブランチには手早くオムライス!」。 子供たちも大好きなメニューを改めて見直してみましょう。 極JAPANフライパン26cmを使って、レッツチャレンジ! ライスに薄焼き卵を包みます。オムレツと同じ要領です。フライパンからお皿に移す時に気をつけましょう。
極JAPANの側面の形状に注目下さい。底面に対して垂直ではなく、少々丸みがあることで、 形を作りやすくお皿に移しやすくなります。 かたや、底面積は少々同サイズのフライパンに比べると狭くなります。 また、26㎝サイズに溶いた卵3個を広げて、1合弱のライスが包みやすくなります。
極鉄フライパン26㎝モニターご意見
E・H様(兵庫県:料理経験3~4年、ご主人と二人暮らし)
普段の私は、ガスコンロでテフロンとステンレス素材の道具を使用しており、 鉄フライパンを使用するのは今回が初めてです。 本レポートでは、鉄フライパン初心者の目線で、 オムライス作りのレポートと併せて、使い方やお手入れの感想、テフロンフライパンとの比較、 にも少し触れられればと思います。
期間中、オムライスは2回挑戦しました。テフロンフライパンでの調理に慣れていたため、 1回目は上手くいかない点もありましたが、 2回目はその失敗を活かして調理法を改善できたと思います。
ケチャップライス作り
基本的に我が家のオムライスは、ガーリックライスを作ったところに、予め炒めておいた具材を投入する方法で作ります。
<失敗編>
普段の作り方(にんにくを低温で熱し、焦げる前にご飯を入れる方法)でガーリックライスを作ると、 テフロンではさほど焦げつかないのですが、鉄フライパンは底面全体にご飯が焦げついてしまい、 ケチャップライスがべちょべちょになってしまいました。
<成功編>
油の量を多めに、そしてきちんと高温になってからご飯を投入することで、焦げ付きが少なく、 ご飯が油でコーティングされたような、パラパラのケチャップライスができました。 具体的には、にんにくを塊のまま油の中に入れ、香りが出たら取り出し、再度油を高温に熱してから、ご飯を投入しました。 すると今度は、卵なしでもぱくぱく食べてしまうほど、単品でも美味しいケチャップライスが出来上がりました。
卵で巻く作業
<失敗編>
一度目は失敗してしまいました。というのも、普段テフロンで調理するよりも熱伝導率が良いので、 同じくらい時間をかけて巻いていると卵が焦げてしまったのです。
<成功編>
再挑戦の際は、フライパンに卵を入れたら、ケチャップライスを投入する前に少し火を弱めてから、 卵を巻く作業に入ることで、卵が出来すぎてしまうのを防ぐことができました。 また、このフライパンの特徴である側面の絶妙な角度は、卵を巻く作業をとても簡単にしてくれました。 片側をケチャップップライス側に巻いたら、あとはフライパンの側面を利用して傾けることで、 お皿に置いた時には巻いたような状態に仕上がります。 余談ですが、鉄フライパンを使って満足する瞬間の1つは、 卵を入れた瞬間、ジューッという音と共に、卵の中央は生のまま、端の方が揚がったような状態になる時でした。 その瞬間を見るたびに、幸せな気持ちになりました。
このように、一度目は上手くいかないこともありますが、 「次はこうしてみよう」とか「こういう方法はどうか?」と考えながら、道具と向き合い、 相性を高めていく時間もまた、鉄フライパンの魅力のひとつであると感じました。
使い方・お手入れ
鉄フライパンを初めて使用する場合、普段使っていなかった道具を揃えることが必要です。 個人的に「始めは最低限の道具で」と思い、亀の子たわしを購入しましたが、 今後更にスムーズに美味しく調理することを考えれば、油慣らし用のポット、 鉄製のお玉、油も良質なものを使いたいと感じました。
また、このフライパンを使って私が一番感動したことは、 使った後の処理がとっても楽なことです。熱いうちに亀の子たわしで全体を擦るだけで良く、 洗剤不要で手肌に優しいので、とても気に入っています。 失敗して焦げついた時でも、心置きなく束子でゴシゴシ擦ることができる点も、 初心者にとっては安心ポイントでした。さらに、使用上の疑問が生じたときは、メールの問い合わせ窓口があり安心でした。 時々、フライパンの表面が部分的に玉虫色になることがあり、 使い方に問題があるのか不安になり問い合わせましたが、問題ないとのことでしたので安心しました。
テフロンとの比較
テフロンに比べて、オムライスのケチャップライスやチャーハンなど、 炒めご飯が特にパラパラに美味しくできました。 また、連続調理が可能なことも魅力でした。テフロンの場合は、急激な温度変化を抑えるため、 使用後はフライパンが冷めるまで待ってから洗っていたのですが、 鉄フライパンは熱いうちに洗ってすぐ使えるので、例えばチャーハンを2回に分けて作ることも苦になりませんでした。
一方、油の量が少ない時や、油が低温のまま調理を始めた時は、食材が焦げ付いてしまいます。 ですので、高温の油の中に食材を入れるのですが、そうすると油がかなり周囲に飛び散ります。 テフロンフライパンと比較して、飛び散りは多いなと感じました。 ただやはり、炒め物のシャキシャキ・チャーハンのパラパラ具合は感動ものでした。 今後も、料理の方法や目的に合わせて、テフロン・鉄・ステンレスの3つを併用していきたいと思います。
この度は、御社の企画にて大変貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。 これから長く続いていく付き合いの中で、もっともっと美味しい料理を食卓に並べられるよう、 このフライパンと一緒に成長していきたいと思います。ありがとうございました。
店長よりコメント
二つのフライパンを比較しながらのレポートをありがとうございます。 比較することで、それぞれのフライパンの性質が見えてくると思います。 また、その違いを通じて、思考も働きやすくなるでしょう。その意味でも、二つのフライパンを 使い比べるのは、お料理上手への道だと思います。
鉄製フライパンでのケチャップライスでは、油多めももちろんですが、油返しをして適温となれば、 油は切って頂いてもよろしいかもしれません。その後の火加減は、弱火でお願いいたします。 基本的に鉄製フライパンの方が、熱の伝わりが良いので、火加減を弱めに、火にかける時間を短めで調整頂きます。 具材やケチャップは、最後に絡める程度で良いですね。 そのあたりは試行錯誤を繰り返すことで、よい塩梅が見えて参ります。
また、鉄製フライパンのお手入れは、前向きにとらえれば、洗剤を使うことなく、 焦げ付いても磨けるので、手に優しく安心感があるとも言えますね。 そして、玉虫色などの鉄特有の変色は、初心者には驚きかもしれません。 その点は、当社にご相談頂きありがとうございます。
ステンレスを含めた3つのフライパンを使いこなしていけば、使い手の腕をさらに高めて、成長させてくれると思います。 引き続き、じっくり考えながら、お料理を楽しまれて下さい。