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引用リツイートって言葉が気になる

お疲れ様です。

自分、
何か一つの疑問にでくわすと、
解消の目処が立つまで、
身動きがとれなくなるハンデを抱えているのですが、

今回はTwitterでおなじみの、
引用リツイート、

この言葉にもやもやして、
あと一本出そうと思っているnote創作大賞の執筆の手がとまってしまいました。



引用リツイートを一言でいうと、
コメントを添えたリツイートのことです。

機能を知っている人なら、
違和感のない言葉だと思われる一方、

そうでない場合、
字面からその機能を連想できないのでは、
とふと感じました。

たとえば、
投稿をリツイート(拡散)してくれた、
あるいは、投稿を引用してくれた、
ならわかりますが、

二つの言葉が合わさって、
投稿を引用拡散してくれた、
だと意味がすっと頭に入ってきません。

一般的に引用というのは、
引用元の投稿を拡散させることが目的ではないので、
引用と拡散の繋がりに、
意味を見いだせないからです。

なんでこんな言葉になっているんだろう、
少し調べてみたら、

公式サイトのヘルプページに、

リツイートアイコンを使うと、既存ツイートを引用する形でリツイートや引用ツイートを行うことができます。

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/hw-to-retweet

そのツイートが引用ツイートとしてフォロワー全員と共有されます。

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/hw-to-retweet

と記載がありました。

公式では「引用リツイート」ではなく、
「引用ツイート」となっており、

引用リツイートは一般ユーザーの間が使われている俗称のようです。


引用リツイートと呼ばれるようになったのは、

引用ツイートとしてフォロワー全員と共有されます。

とヘルプページに書かれているように、

Twitterの仕組み上、
引用ツイートをすると、
必ずリツイートの形になるから、
だと思われます。

元ツイートを引用してツイートをすると、
当然フォロワーのタイムラインに引用ツイートが流れるため、 
結果としてリツイートと同じ役割を果たすのです。

したがって、
引用ツイート=引用リツイートであり、

引用リツイートは、
"引用ツイートとしてリツイート"する、
を略した言葉といえます。


ここまで考えてみて、
個人的な発見としまして、

引用リツイートと呼ばれるものには、
元ツイートの拡散を目的としたコメント付きリツイートと、
従来の引用の定義である、
元ツイートを引用した上で、自分の意見や考えを主張することを目的としたツイート、
の二種類があると思いました。

前者は引用の要件である、自分の投稿が主で引用元の投稿が従であること、を満たしていないので、
そもそも引用ツイートとはいえません。

全然中身が違うのに、
同じ言葉で表されるのは、
おそらくTwitterならではであり、 
例えばnoteなどのブログでは発生しません。

記事の中で他の記事を引用すれば、
当然引用になりますし、

拡散を目的として他の記事を載せた場合は、
投稿主が前書きを入れようと、
それは転載になり、

言葉によって、
違いを区別できます。

ややこしいと感じる言葉には、
その言葉で表される仕組み自体がややこしい、
ということが多い気がします。

Twitterでは、
引用(ツイート)と(コメント付き)転載が、
引用リツイートという、
一つの言葉で表されるため、

ハイコンテクストな言葉だと、
何となく思った次第です。



引用リツイートについては、
これで一段落ついたので、

間に合うかわかりませんが、
note創作大賞に取りかかります。

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